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3回。  作者: 重カ
13/13

あとがき


      あとがき


 お初にお目にかかります。

 『3回。』を執筆させていただきました、重カ(じゅうりょく)と申します。

 ここまでのご拝読、心からの感謝申し上げます。

 そして並びに、投稿ペースが遅くなってしまい申し訳ありません。読者の皆様を待たせてしまったことを、深く反省しております。


 さて、前置きはこのくらいして『3回。』いかがだったでしょうか。

 この場だから言えるのですが、本作は予定していた長さの4倍以上に膨れ上がった異例の作品だったりします。ついさっき下書きのノートを見てみたら、ザックリとしすぎている話の配分にゾッとしました。

 執筆前のテーマとしましては「バットエンドラブコメ」「男主人公」「NOTファンタジー」この3つを軸にしてスタートし、後から細かい筋立てとして『夢』と『記憶』を付け加えています。登場人物は最小限に抑え、読み手が想像力を働かせることができるよう、伏線を多く散りばめました。複雑な背景に途中、作者の頭が破裂してしまうかと思いましたが。

 そのため、物語が上手く伝わっているかとても不安です。

 なんとなーく。で良いので、伝わりましたでしょうか。


 はい、ここから本作の内容に触れます。

 個人的な考えですが、笑顔が素敵な人ほど、色々なモノを抱え込んでいるような気がします。作り笑いの綺麗な人や、場の雰囲気を察知できる人は、沢山のモノを見て、抱え込んで、他人に素を見せないように頑張って生きている。自然とそう思ってしまいます。世渡り上手の典型ですね。

 ですが、笑顔が素敵な人ってどうしても魅力的に感じてしまいますよね。余裕があるように見えるんですよ。他にも優秀な人とか。努力して、悩みに悩んで頑張っているかもしれないのに、他者から簡単に「天才」とか、「お気楽な人」って言葉を投げかけられてしまう。あー、世知辛いですね。私が偉そうに語れる事じゃありませんが。

 これは別に批判とかではなく、そのような方で「『天才』と言われる事が幸せだ」という人もいます。妬まれたり、理解されないのは自分が優秀な証拠だ。と。

 そこでですね私、思ってしまったんですよ。その人から『記憶』を奪ったら、どうなってしまうんだろうな。って。

 他意はありません。別に自分が妬んでいる人が居るわけでも無いです、安心してください。

 もしも、未来のある子どもにそれが起こったら。

 周囲から「天才」と言われるために努力している子から、記憶が奪われたら。花占いで、残酷にも花弁をはぎ取られてしまう花のように。1つずつ、1枚ずつゆっくりと。

 ……はい、バットエンドのお話が出来てしまいました。


 ですが、ただ単に『記憶を失った子どもが自殺してしまった話』だと、引っかかる点がいくつかあります。

・自殺を止める人や、その子にとっての希望は無かったのだろうか

・記憶が戻るようなことは無かったのだろうか

・生物的な本能として、自殺を躊躇するだろう

・この時代、治療方法とかあるだろう

・etc..


 そこで、病気の“治療法”として記憶を消すことによって、その子は「死ぬ」か、「記憶を失ってから死ぬ」かの2択になりました。珍しい病気という事にして前例を無くし、高い治療費でその子に希望を持たせないようにしました。同じ病にかかった女性とその家族を見せる事で、生き延びるメリットを感じさせないようにしました。そして、“好きな人の夢を叶える”と言う名の自殺方法をその子にちらつかせます。

 お分かりいただけるでしょうか。この時点で作者のメンタルはボロボロです。何度もバットエンドにしなければよかったと後悔しましたね。

 主人公は男の子と決めていたので、その子はヒロイン枠です。この子を主人公にしてしまうと、終始絶望しか見えない物語になるような気がしたので、主人公はあくまで『普通の男の子』です。

 女の子の死をバネにして、世界に旅立てる人が欲しかった、ってのも本音ですね。もがき苦しむ“天才”を目の当たりにして、自分の無力さを痛感してもらいました。でももしかしたら、本当の“天才”は諦めずに現実と向き合えた、主人公の男の子なのかもしれませんね。何とも皮肉な話です。


 はい、文章で語れるような裏話はこんなものでしょうか。

他にも沢山裏話がありますが、もし知りたいのなら中の人に聞きに来てください。


 そして結びに。


 この話のヒロインは自ら命を絶ちましたが、

 記憶を失っても、気が狂っても、天地がひっくり返っても自殺は止めましょう。

 どうか自分を殺さないでください。それはただの殺人です。決して許される事ではありません。あなたは生かされるために産まれてきたのですから。

 どこかで心優しい誰かが傷つきます。


 この物語はフィクションです。

心優しい方、安心してください。この話は作り話で、自殺した人なんていません。



 改めて、あとがきまで読んでくださり、ありがとうございました。

(作者のTwitterアカウントがこっそりあります。暇だったら探してみてください)


 また次回作でお会いできる事を願っています。


 さようなら。



Copyright(C)2019-重カ


【追記】


今作での花言葉を選ぶ際

こちらのサイト様にお世話になりましたのでリンクを貼っておきます。


花言葉逆引き辞典

http://hananoomoi.com/archives/40767


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