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剣と巫女  作者: 柳焔
1/5

物語の始まり

なんと言うか、勢いで始まりました。


暖かい目で見てやってください








真っ青に染まった蒼穹の空。







その中に一つ点が生まれた。







遠くから見れば、それはただの鳥のように見える。







が、その点は―――







「うわぁぁぁぁーーー!」







人だった。







声を上げ、時折雲を突き破りながら落ちている。







「いや、普通に死ぬーーー!!」








そんな意味の分からない言葉を最後に、その人影は落ちて逝った。

























「はぁ、はぁ、はぁ」


木々が生い茂る森の中、一人の少女が走っている。背格好や雰囲気からして十五~十七歳ぐらいだろうか。必死に何かから逃げている。


その何かとは―――


「おい!そっち行ったぞ!」


「くそが!逃げられると思うなよ!」


「早く捕まえないと怒られる…」


三人の男だった。


「(く…。召喚の儀は成功したはずなのに…。でも、所詮古い文献のだし…)」


少女は逃げながら考える。先ほどまで行っていた英雄召喚と言う名の儀式の事を。


だが、走りながら考えていたのがよくなかった。


「キャッ!」


木の根に足を引っ掛け、盛大に転ぶ。


「いったー…。早く、逃げないと」


足を捻ったらしく、うまく動けない。それでも行かなければならない。


だが運命は残酷。転んで立ち往生している間に男達は追いついていた。


「ふう…。手間かけさせやがって。おい!連れて行くぞ!」


「おう!」


「よかったー。これで怒られずに…ん?何だ、あれ」


一人の男が安堵の息を吐くために上を向いた時、ある物を見た。


それは空に出来た染み。一つの黒い点。それがどんどん大きくなってくる。


「おい。なんか向かってくるぞ!」


「あん?何言ってんだ…?」


一人の男の狼狽に他の男が気づくが、遅い。


「関係ねーよ。ほら、ついて来やがれ!」


「イヤッ!離して!」


「往生際が悪いな。お前は…」


「うわぁぁぁぁーーー!」


「!…なんだ!」


そこでようやくその男も気づく。だがそれが何なのかは分からない。


「おい!何か落ちてくるぞ!」


「避けろーーー!」


ドーーーーーン!!!


ものすごい音と砂埃を上げながら、何かが落ちてきた。


「いってぇぇぇーーー!!」


その中から聞こえてきたのは声。


四人全員が呆気に取られる中、少女は声をあげていた。


それが自分の運命を左右する者だと知らずに。





どうでしたか?


何かあれば言ってやってください


更新速度はかなり遅くなると思います


ではでは


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