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陽の照らされて時折キラキラと光る蝶が舞う野原はこれが天国かと思わせる程の綺麗な光景だった。
わずかな光を纏う半透明の勾玉の様な型をした霊魂が蝶に紛れてふよふよと漂っていた。
霊魂は何故ここにこの様な姿で居るのか思い出せずにいた。
この野原は丘の上にあって見晴らしのいい場所であった。眼下には綺麗な港町が広がっていた。
霊魂はこの丘に何人か登って来るのを感じ気配を消して様子を見ることにした。
登って来た者の中に聖女と敏感な少年がいて直ぐに見つかってしまった。危うく成仏させられそうになったのだが何とか助かった。
成仏させてくれようとしたのは聖女の親切かもしれないのだが、余計なお世話無のであった。
色々あって綺麗な宝石に封印されてダイコック帝国御一行とエービス聖王国の王城へ行くこととなった。




