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「わ」たしから「あ」なたへ

あの山へはまだ

作者: 日浦海里

いつもわたしは守られていた

槍のように


長く細くて手がかりもない


その穂先で君が一人佇んでる


不意に落ちてくその時まで




いままでは


君の視線の先を気にしてた


自分以外の誰かを見ていると


きゅって胸が苦しくなった




夢みたいに


君が傍にいてくれることを


どこかで他人事に思っていた


自分の好きだけに酔ってた




永遠はない


どんなことも終わりはある


それぐらいのこと分かってる


でもこんなのは望んでない




欲張りだよ


だから今も自分の都合だけ


でも楽しいだけじゃないから


苦しみもあってこそでしょ

だからと言って

今度はわたしが守るなんて言うことは出来ない

わたしに出来ることは少ない

選択の結果が見守るだけなんて

わたしらしいと言えばわたしらしい

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― 新着の感想 ―
[一言] >自分以外の誰かを見ていると >きゅって胸が苦しくなった これは嫉妬を表しているのですね。 この感情は男性よりも女性の方が強く感じるらしいです。 女性は独占欲が強いのでしょうか?
[気になる点]  互いの想いは残るままとは知らず、頭では理解するも心は別れを受け入れられずにいる中で、独りよがりにすれ違う二人の恋歌は共鳴するのでしょうか……♪
[良い点]  人の想いは推し量るしかなく。  己の想いは幾重にも重なり。  本当に何を望むのかは、自分自身にすらわかりにくいものなのかもしれませんね。  今までの自分の気持ちと向き合い、これからの…
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