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「アイ」の溢れたこの世界で  作者: 〇式神威
導入:或いはお品書き
5/5

これが労働者

駄作駄作…!

最近マジでダメなんで許してください。

忙しい以上に、能力が…

区切り悪いのはとりあえず登校した為です、マジすんません

作者コメント

完全実力主義の社会は成立しない:原理的資本主義が証明している

年功序列のみ重視する社会は崩壊する:共産主義が証明している

資本主義を成立するには、資本を分配するべきである:

但し、資本の分配を正しく行えるものも、その一部を奪わないものも存在しない事が明らかである以上、そもそもが欠陥品である。

共産主義を成立するには、権利を分配するべきである:

労働者には妥当な権利を与えなければならない。よって、飴を与えてはならない。

但し、労働者とは全国民である。

この世の理想は灰色である:評価が難しいので白黒が好まれる


機械の労働者:これが物質世界

今日も多くのロボットたちが道をひた走る。

最適化されたルート。最適化された時間割。

何一つ滞らずに、必要な者に必要な物が分配される。

現在の主食は、液体食品。水分、必須栄養素に、フレーバー程度の各種栄養(食料or調味料)。

よって、搬送物の三分の一が食料。他にも様々な物が液体として流通している。

一見して固形物が運搬されそうなものだが、最新の技術により液体に振動を与える事で昔では考えられない長期保存が可能であった。

そんなこともあり、多くの車両型ロボットに、タンクが搭載されていた。

車は目的の位置につくと、ロボット化されたマンションに燃料として、各種薬品。食料。時に液体バッテリー、時に所謂食品。あるいはDNAを運んでいた。

時として運ばれる物については、専用のレーンが搭載されていない事もある。

その為、人間が快適に住む事を考えて作られた住居には、それに見合う様に人の形を持ったロボット、所謂アンドロイドが多数配置されていた。

その活動は多岐にわたるが、配達も仕事の一つの仕事である。

彼らの仕事は繰り返しである。

時間外の特殊な配達は基本的に労働範囲外。まさに機械な群れであった。


人間介護:今じゃ当たり前の人が自立できない生活

そこはアパートであった。百年前であれば、良くて自走能力を持つ掃除機にそうとは見えないロボットたちがいたリビング。

今では、アパートがロボットである以上、リビングそのものがロボットと言えた。

このアパートの一室の住人。彼が仮想空間で物を食べた際に体にそれに相当する栄養を注入するのである。

そうして垂れ流しになる体の排泄物。それ以外にも病気の原因となる老廃物、汗、角質なども自動的に排除される。

但し、オーナーの設定によってこれは仮想世界準拠にも、それとはまったく別の常に最適な体調を提供する監視状態の設定もできる。

一つ言えることがあるとするならば、旧時代の倫理観であればこれは重症患者か何かにするべき態勢で、一般人に一律に行われる生活様式としては異常であった。


今の一般様式に合わせ、身体にやさしい、オーガニックな構造で生成された、注射、点滴を行わなくてもよくなった栄養、水分、各種薬品を投入できるようになった体の一部。

通称、E端子と言われる、何とも言い難い違和感を抱かせる造形。

E端子は、一応であるが血液が通る場所であればどこにでも増設が出来るが、一般的には背中に作られる。

首の後ろに出来るでっぱりににせ、例えるならばラクダのこぶのように、注入口になる部分とその栄養の取り込み、貯蔵を行う器官が形成されている。

この形成部分がフィットする様にベット上のVR装置。実際に各種の感覚を実際に人間の感覚器官に直接、疑似的に与える部分が機械の四分の一程度を占める。

それ以外は、全体の二分の一が実際に仮想世界を形成する通信を行う部分や各種演算を行う。

演算に見合った、冷却能力なども備え、現状はクロック1GHz、RAMも256GByte程度が一般的であった。

この怪物じみたマシーンにより、人々は常に理想郷へと旅立って行けた。


これらも労働者:ご乱心なロボット

そこは工事中の一角であった。

未だに人は増えたり減ったり。変わらないと言えばいまだに不動産が不思議と機能しているという事だろう。

そんなわけなので、誰がいる等といった事はなく、されど様々な形で工事が行われていた。

その中では、当然様々な危険が潜む様な工事現場もあった。

「なんでぇ。どうしてこんな軟質の地盤にマンションを建てなきゃいかんのじゃ」

そう言って、ある意味メカメカしいまさにロボットという見た目のカメムシが不満を口に出す。

「仕方ないじゃないですか、理由なんて知らされていないんですから」

そう言って、お役所の様に一律な返答をする現場指導者がいた。

「エイほらサッサ。とんてんトンテン」

カメムシが騒ぐ一方、それに対して従順なのか、そうじゃないのか、ふざけた様子で働くサルがいた。

一方で、既にある作業指示が正しいのか再計算を行いだすモヤシが、ぶつぶつと考慮するべき各種の環境についていやに大きい独り言を漏らしていた。


機械の集団にしてはまとまりのない。エラーばかりの集団。だが彼らもまた、確かにAIネットにつながれた重要な端末の一つであった。


破滅にある者たち:気力のない人間

それは認識されていない人間。最低限の人権ともいえるVRに対してのアクセス権もない様なそんな人間がどの国にも一定数いた。

現在も大幅に数を減らしており、淘汰される中にいる『かわいそう』な連中の一派である。

彼らは、最低限の生活の為、機械から提供される労働内容に応じ、僅かばかりの自由、食事、金のために働く。

機械がこなせる労働の中、機械が夢見るリアル世界での人間の自活の検証を、かわいそうにも行っていた。

不定期ですが応援してくれると嬉しいです。




是非に評価と、感想欲しいです。




言っても作者、全然してないので、できればで…

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