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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

危険因子のネクロマンサー

「ベルモンド……お、お前は追放だ……!」

 死霊使(ネクロマンサー)いのベルモンドは、国王軍魔術研究所主席研究者という輝かしい役職を持ちながら、国王から追放処分を受けることとなる。
 闇魔法を極めた研究者で、凄まじい力をもつがゆえに恐ろしい。だから、追放だと宣言する国王に、全く抗議をせずにベルモンドは追放される。

 死者と語らい、死者から力を奪い、闇魔法使いを極めたネクロマンサーとしてだけではなく、数々の武術や魔術を極めた比肩なき最強の男。
 しかし、そんなベルモンドには、ただ一つ、目的など一切持たなかった。
 何かを情熱的に追い求めるでも、何かに対して生計を立てるでもない。
 ただただ、目的もなく浮浪者のように彷徨う。

 そんな中、彼は白骨化した遺体を発見する。
 身なりや周辺の状況から、遺体を小国の王女、エルだと発覚し、彼女を昔、殺害したと語る夜盗たちを殺害した。
 ただ、目的などなく。ただ、突き動かされるように……白骨化した遺体にベルモンドは蘇生魔法を使う。

 骨となった少女は蘇り、彼女もまた目的がないのだと語る。
 自身の国を滅ぼした者たちへの復讐を考えていない。だが、目的は持っておらず、帰るべき場所もない。
 だから、従者となって、ベルモンドと共にする、と。

 目的なき旅の果て。
 そして、ネクロマンサーと元王女が辿る結末とは。
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