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Hello again ~昔からある場所~ -最終話

  忘れられない 記憶

  忘れられない 過去

 それは 仙貴にとってのもの

 しかし いつか 思い出される 由美子にも

  季節が巡るように 忘れていた記憶が蘇る

 その時 僕は 何処にいるのだろう

 その時 僕は 会うことが できるのだろうか


 喧騒は 昂っている

 嬌声は 響き渡る


 由起子のぬくもりが 心地いい


  忘れていた 記憶

   母への憧憬

  幸せな時代の 記憶


 そうだ あの時 まゆみは 言った

 別れの時 かすれた声で 囁いた

 ―――忘れないよ

    ずっと 一緒だよ


  忘れられない 言葉

  忘れていた 言葉

  忘れてはいけない 言葉

 思い出せた 現在 ならば

 もう何も 迷うことはない

 ただ 幸せにあれと 願うだけ

 ただ あの時の言葉とともに 生きるだけ


 ―――大丈夫だよ

 呟いてみる

 由起子の腕が しっかりと 身を包む

  独り言に 応えるかのように

 頷く感触が 伝わってくる

 ―――うん 大丈夫だよ


 由美子は 笑っている みんなに囲まれて


 仙貴は 笑んでいる 由起子に抱かれながら


 空は 晴れ渡っている


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