ただ逢いたくて・・・・
つまらない作品です。読んで貰えたら、幸いです
今まで、一目惚れなんてしたことなかった。
ある夏の日、何気なく見ていたアニメの声優を調べて衝撃を受けた。
今までに、見たことないくらいの美人がそこにはいた。画面上に映る彼女はとても魅力的だった。
彼女の存在は、俺の人生を変えた。
彼女は、声優だけでなく歌手としても活躍していた。
まさに、一目惚れだった
俺は、彼女に逢いたい
ただそれだけで、タレントになるより難しいと言われる声優を目指した。
彼女は、どんどん売れていく
そんな中、オーディションに出ることが出来た。
激戦区だけにレベルが高かった
俺の番がやってきた
課題は、発音・演技・朗読・フリーとなっていた
課題を終えた後に審査員が言った
「君の情熱は伝わった。だけどね、君は、自分の世界に無い物を求めている、それじゃダメなんだよ。君自身の力を見せて貰いたかったな。」
意味は、いまいち解らなかった。
結果は、ダメだった
そして、次々と受けていく中で俺は変わっていった。
そして、あの時の審査員の言葉が理解出来るようになった時、あるニュースが流れた。
「今朝方、アニメ声優や歌手活動で人気の○○○さんが交通事故で亡くなりました。御冥福を祈ります。」
――なにかが壊れる音がした
ナンだって?
彼女が死んだ・・・・うッ
吐き気がする、何故か涙は出てこない。
彼女は消えてしまった。
その後、オーディションに受かった後、人気声優と言われる程になった俺は、マネージャーに調べてもらった
「ある場所」に行った。
それは、墓だった。
○○○と書かれた。
「やっと逢えましたね。」
そう・・・やっと逢えた
俺は彼女に伝えることがあった。
「あなたの事が世界で一番好きでした。」
ありがとうございました。
溢れ出る涙で前が見えない
そして、帰り道に俺の人生は幕を閉じた。
・・・・・事故死だった。
あっさり別の世界に行った彼女
そして、俺も
そして、光が見えてきた
そこには、昔見た笑顔が輝いていた
勿体ないな…死んで逢うより、生きて逢いたかった。
そして、俺の第二の人生が幕を開けた。
だが、どんな形でも、夢が叶った。
俺って勝ち組だな。
そう思い、思う事ですべてが終わりを告げた。
これからは、新しい自分となって産まれてくるらしい。
生まれ変わっても彼女に逢えるといいな
じゃあ、またな
勝ち組の俺
めちゃくちゃです。コメント貰えると、嬉しいです。