表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
幻想の森と救いの女神  作者: 早蕨
2/2

2.白の後悔と黒の慟哭

side白


あの日まで僕は楽観的に考えていた


実際、二人の眠りにより世界の均衡は崩れたが三人の始まりの神と他の神達の力で世界は支えられていた


始まりの神(僕ら)はまだ三人いる

三人なら、なんとかなる

彼女がいるならこの世界は安定する

あいつの心も僕の心も




あの忘れられない日までは…




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


side黒


あの日、気がついた時には遅かった


"    "がいない


探しても探してもいない


神同士の強い力の繋がりが途絶えている





彼女は日だまりのよう

暖かくて優しく、それでいて芯の強さを秘めている

華奢なその体を盾にして何度も助けてくれた、かけがえのない貴女


そんな貴女がいない



貴女はどこにいる"    "





あの日

呆然と彼女がいたであろう場所に立ち尽くす白と、大地を駆け彼女の名を叫び姿を探す黒の姿があった




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ