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少女は白い部屋のなかで  作者: 菊月悠紀乃
1/1

憧れたもの

その地平線の先。

瞳に写るのは、蒼い海と緋色に染まる空その間で

自由に羽ばたき飛び回る「天使達」だった。


憧れていたのだ自由という言葉に、

なりたかったのだその天使達に。


自らは持たぬその翼に。

自由を謳歌し楽しむその姿に。


自分達のしたいことをやり堂々と楽しんでる姿に。

ただただ憧れていただけなのだ。



人は言う。

彼女は、真面目て努力家であると。

ただその努力が実らぬだけだと。

花が咲くのが遅いだけだと。


両親は言う。

実らぬ努力は、無駄なだけだと。

才能の無いお前がやっても無駄なだけだと。

だか。その無駄なようなことを積み重ねて

お前は何かを成し遂げてしまう。

っと。


キョウダイたちは口々に言った。

姉は、本物の馬鹿であると。

自らはどうでもいいからと、本当は辛いときにでも

人にてをさしのべるほどに馬鹿であると。

ほんとに大事なものを手放してしまうほどに

馬鹿なのだと。

ただやりたいことをやるために莫大な

努力して手に入れてしまうとこのみ尊敬すると。





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