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星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
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どうしたですか?

食堂で飲料水を買って教室に戻ってる途中で呼び止められた。それはとても久しぶりな声だったが………男の声。


「蛯原、久しぶりだな」

「そうですね……先輩からお土産を貰った以来です」


それ以来会う事もなかったが、たぶん星見と一緒にいたんだろうが…………………そう思うとムカムカとする。まぁ、嫉妬してるだよな。


「先輩の事だから単刀直入に言います。星見と何かありましたか?」


呼び止められた用事としたら、そうだろうと思ったよ。蛯原とは仲が良いという訳でもないし、部活関連のアドバイスは出来ないからな。


「それは俺が一番聞きたいだが」

「先輩でも知らないですか。放課後も真っ直ぐ帰宅してるらしく、熱心に見ていた星を見てないっぽいです」


……………………………………それはすごい大変な事じゃないか!?あのマイペースで天体観測しか興味なさそうな星見が、天体観測すらしないのは異常だ。


「星見と会ったのは修学旅行の前日以降あってない」

「その時にどんな会話しましたか?」

「ふ~ん、修学旅行のお土産に関してだな」


ただ星見がボケてツッコミとか大変だったが、特に変わった事は なかった。


「先輩が修学旅行に行ってる最中に星見が保健室に運ばれたみたいです」

「それが一番関係あるだろ!」

「だから、その原因を探ってるですよ」


それを教えてくれかったら、原因究明となりそうなのさえ思い付かないぞ。運ばれるほどだからよっぽどの精神ストレスが溜まったのか。星見は精神が太そうなに見えて繊細そうだからな。


「先輩ならデリカシー無しで変な事を言うからと聞いたですが」

「一応、聞くが誰からそれを聞いた?」

「戸部からですが」


戸部のやつ、まだ懲りてなかったか。バレてお仕置きされてるのがわかってるのにな。


「どうしたですか?悪巧みな顔しまして」

「いや、懲りない後輩をどうしようかとな」

「よく分からないけど、ほどほどで」


引いている蛯原がいるが、戸部さんにどんなお仕置きするか考える事にした。

次回予告

戸部「うにゃ!?」

星見「柚希、どうしたの?」

戸部「背筋に寒気が走った」

星見「呪い?次回予告『協力して欲しい』」

戸部「そうゆうのは苦手だよ!?」


報告

『星空ペダル』を読んでくださる読者の皆さん。最悪な事に作者特有のスランプに入ってしまいました。

スランプを脱する為にも頑張りますが、絶対に終わるまで書き続ける所存ですので……しばらくは見守ってください。

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