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星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
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結局揃って

戸部と合流出来てから逃げ出した琴羽も一緒だったのでお仕置きしておいた。

戸部は戸部ではぐれた星見に怒っていた……お互い苦労するよな。


「それで俺たちは教室に戻るが二人はどうする?」

「先輩たち所に行こうとしてたんで、一緒に行きます」


一緒に教室に向かったが………男たちの目が怖かった。嫉妬で人は殺されないよな。闇討ちくらいはされるか。

そんな事を考えながら戻った。戻るなり委員長から即接客を言い渡されてホールに回った。


「結心、もう戻ったのか?」

「まぁな。お前の予想通り逃げたよ」


琴羽と回る前に明から逃げるだろと言われていた。それは俺もわかっていて注意していたが、星見に気を取られてる間に逃げられた。


「それで捕まえたのか?」

「戸部が捕まえてくれた」

「だから一緒だったのか」


その理解力はさすがだ。やっぱり明に代わってもらった方がよかったかもな。


「それで琴羽は星見たちと一緒なのか?」

「そう言えば、裏に連れて行ったきり戻って来ないな」


星見たちをバックヤードに連れて行くのは見かけたが、出て来るのは回って見掛けてない。


「あっ、先輩」

「おっ、蛯原か。どうしたんだ?」


見に行くか明と相談していたら星見の幼馴染みの蛯原がやってきた。


「星見たち見掛けてないですか?受付の交代なんで」

「琴羽とバックヤードにいる筈だが」


呼び行こうかと思って振り返るとメイド服を着ている琴羽と……………なぜか同じくメイド服を着ている星見と戸部(・・・・・)がいた。


「琴羽、事情説明を」

「前持って用意していたよ……スリーサイズは水着を買う時に把握済みさぁ」


どや顔で言いのけた琴羽に言葉が見付からない。通りで進んでメイド服の調達を買って出たのか。


「どうですか坂雪先輩、似合ってますか?」

「あー、はいはい似合ってる似合ってる」

「かなり棒読みです」


見事なターンで見せ付けてくる戸部を流して、星見は珍しそうにメイド服を回している。


「…珍しい」

「着る人間が限定されるからな」

「……楽しい」


楽しいならいいが、さっきから蛯原が固まっているんだが。 大丈夫だろうか?

次回予告

明 「個人の欲を出すな」

琴羽「だって二人が似合うと思うだったの」

明 「それ以前に二人から了承貰ってからにしろ」

琴羽「サプライズだよ!次回予告『後夜祭』」

明 「拒否されるのは考えてないのか!」

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