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星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
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真那ちゃん、一体!?

あぅ~、暇だな~。折角坂雪先輩が誘ってくれたけど琴羽先輩たちがいるのは予想してたけど真那ちゃんは……いてもいいやけど蛯原も誘われてたのは予想外。

女子会とでもしようと思っても真那ちゃんは天体観測だし、琴羽先輩は明先輩と………何してるかな?まぁ、恵美さんはボトル持って出て行ったっきり戻って来ない。

こうなら……。


「坂雪先輩ので所に行こうかな?」


そしてちょちょ何かを言って林の中へと散歩に出掛けて、暗闇の中で先輩を抱き締めて……『先輩好きです』と言ってキスしたら先輩も答えてくれて………ま早すぎる!


「でも先輩が望むなら……ないなー」


フッ……でも正直先輩からしては私は部活の後輩かよくて妹感覚なんだろうけど。部活の同輩からも同情される程の鈍感だった。

自傷しているとバダン!と扉が開けられて、そのままベットにタイブして布団に潜り込んだのは真那ちゃんだった。


「どどうしたの真那ちゃん!?」


普段はマイペース過ぎてのんびりしてる真那ちゃんが顔を真っ赤にしてたから驚いた。

心配しても決して布団から顔さえ出さなかった。天体観測に出掛けてた真那ちゃんに一体何があったのかな?もしかして坂雪先輩と……それはないね。あっても先輩がへたれだから安心。


「でも坂雪先輩と何かあったんだよね」


ビクッと動いたから間違ってはないみたいだね……真那ちゃんはライバルと思ったけど、真那ちゃんと先輩はお互いを意識してなかったから安心だったのに。たぶん真那ちゃんがポロッと言ったのが恥ずかしかっただ。


「真那ちゃんが恥ずかしかっても先輩は気付いてないと思うよ」

「そ…うなのかな?」


ようやく頭だけ出してくれたんだけど体は出ないだね。それだけでも上等だね。


「それで何を言ったの?」

「嫌いじゃない」


oh……一体何がどうなってそう言ったの!?

でででも嫌いじゃないと言っても好きとは言ってないよね!だから先輩も真意には気付いてないよね。


この日中々寝付けなかった。

次回予告

和人「月明かりの下で飲むお酒もいいね」

恵美「そそうだね」

和人「顔が真っ赤になってるよ」

恵美(それはあなたのせいです!次回予告『疲れた』)

和人「お酒弱いだ」

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