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星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
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先輩恨みますよ

火照った体が冷めた(予定より時間掛かった)後、部屋に戻るとベットに倒れている蛯原が………。


「反応がない…まるで屍のようだ」

「勝手に殺さないでください」


まぁ、当然だな。死んでる理由も察するより俺たちのせいだな。


「明はどうしたんだ?」

「相楽先輩に連れて行かれました」


………………取り合えず、明は常識人だから変な事は起こらないよな。琴羽に押されて流されてない……と思う。こうゆう場合は明は信用してるが琴羽は一切信用出来ない。


「坂雪先輩、恨みますよ」

「分かるが琴羽のせいだからな」


たまたま(・・・・)言うのを忘れてたからな。決して俺たちのツラさを分かち合おうとは思っていない。だから明とも相談してない。


「突拍子ない事……袖中先輩からみでは有名ですが、これは聞いてないです」


明大好きっ子だから……恋する乙女は強い……何するか分からない。


「犬に噛まれたと思え、そしてラッキーだっただろ」

「まぁ、ラッキーだったです……とは思えないです!」


たぶん、死ぬ思いしたんだろう。大分前に下心ありでやったヤツが……その時の記憶がなくなったそうだ。以後、琴羽にそうゆうのはタブーとなった。


「逃げ切れただな」

「死ぬかと思いました」

「参考までどうやって助かった?」

「命か息子を選ばされて、死ぬ気で土下座しました」


こいつは男して尊敬すべきじゃないか。

それで助かったのは悪気があった訳じゃないからかな?


「坂雪先輩、頼みますから今度から助けてください」

「まぁ、今度は冬休みだからな」

「また巻き込まれるですか!?」


星空も誘われるなら絶対巻き込まれるだろう……それを理解してないな。

それはそれで面白そうだから黙っていおう。

次回予告

琴羽「夜道楽しい~」

明 「余り遠く行かないぞ」

琴羽「明は心配性だよね」

明 「当たり前だろ。次回予告『真那ちゃん、一体!?』」

琴羽「当たり前か、そっかそっか」

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