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星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
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カズにぃ…歳は?

バカな事を琴羽と戸部に言った坂雪結心です。

明と蛯原がやって来たのと入れ換わりで着替えに向かっていると、カズにぃと恵美ねぇが丁度いたんだけど……カズにぃにちょっと。


「結心くん、着替えかい?」

「カズにぃ……それは?」

「これかい………釣竿に決まってるだろ」


見たらわかるよ!俺が言いたいのはなんで釣竿を持ってるのか疑問に思っているのを伝えると更に予想外を言われた。


「晩御飯の食材調達だよ」

「まさかの現地調達!?」

「ユウくん、大丈夫だからちゃんとあるからね」


詳しく聞くと食材あるけど海産物がないらしく、それなら海があるから釣ろうと。そんな考えはまず思い付かない…普通なら買おうとするよな。


「その格好も」

「今日も暑いからね」


麦わら帽子と半袖の上着……カズにぃは歳いくつだった?完璧におじさんみたいな格好なんだけど。


「カズにぃって二十歳前半だったよな」

「うん、そうだよ」


笑顔で答えてくれるが、年齢詐称してないか不安になるだけど。

それに対して恵美ねぇはワンピースの水着と白のシャツを羽織っている。


「恵美ねぇはどちらに行く?」

「もちろん決まってる……ユウくん、わかってるよね」

「イエスマイロード!」


迫力満点の笑顔と優しい声でカズにぃと一緒にいる事と野次馬根性で琴羽と戸部が見に来ないように引き止めろと暗に言われている。


「それでどこまで釣りに行く?」

「防波堤までね」


みんなで楽しんでねと行って去って行く二人……恵美ねぇはおばさんに恋人いないか言われてるとぼやいてたな。

それはさておき上手くいくかは恵美ねぇ次第であって俺がどうこうするつもりはないが、邪魔が入らないようにしないと………俺の命が危ない。

次回予告

明 「そう言えば和人さんはいくつだったか?」

琴羽「えっ~と…お母さんが大学生に生まれたと聞いたけど」

明 「用は忘れたと」

琴羽「そうだね。次回予告『それって』」

明 「覚えてやれ」

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