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星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
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夏休みだぜ!

終業式を終えてのHR。陣頭式はなぜか琴羽が取っていた……いや、本当になんでだろうね。ちゃんと委員長はいるのに。


「野郎共、夏休みだぜ!」

「「「yaaaaaaaaaaaaaaaa!」」」


いや、男子共なんでこんなにノリがいいんだろうな。その中で明が混ざってないのは嬉しいな。


「女子もダイエット出来てるか!」

「「「出来てるーーーーー!」」」

………女子も同じだったな。


「リア充は準備出来てるか?」

「「「彼女の為に!」」」

「「「裏切り者には死刑を!」」」

「明、確かこのノリは親の時代からだったか?」

「話しでは似てるな」


まぁ、実害はないからいいんだけどな。人の楽しみは色々だからな、楽しみしているのはいいだけど。


「そう言えば、夏の予定どうなってるんだ?」

「琴羽が組み立ているみたいだが、詳しい内容は聞いてないな」


………数秒か数分かは分からないが明と固まった………そして不安と思うしかない。明さえ予定を聞いてないとなるトンでもなき事なるな。


「止められる自信はある?」

「そうだな……結心となら出来ると思うが」


それはつまり………毎年の事ながら自分なり一人では止められないだな。せめて止められるように成長してくれ。


「だが、今回は星見、戸部や蛯原もいるだから無茶はしないだろ」


初参加の三人いるだが、星見や戸部がいるから大丈夫だと思うだが…もしダメなら蛯原も巻き込んで止めないとな。だが、蛯原は役立つといいんだけどな。


「山と違って海なんだ……楽しめるよな」

「ガチ登山じゃないだろう」


その「だろう」が不安が掻き立てられる。


「悪い、ちょっと廊下に出て来る」


気疲れしたので外の空気を吸いにコソコソと担任に気付かれないようにドアを手に掛けて開けたら座り込んでいる星見と戸部がいた。


「お前らは何やってる?」

「HRが終わった」

「なので、聞き耳を立ててました!」


戸部……それを相変わらず堂々と言う事じゃないよな。


「なら、食堂とかで待っていろよ」


そもそも一年生が二年の階にいたら変に思われるよな………。

次回予告

戸部「なんか変に盛り上がってるね」

星見「楽しそう」

戸部「琴羽先輩は盛り上げるのは得意そうだね」

星見「ゆっしんとアッキーの声ない」

戸部「あの二人はこうゆうのは基本参加しないからね。次回予告『琴羽兄登場』」

星見「マイペース?」

戸部「真那ちゃんに言われたくないと思う」

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