表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
37/85

手間掛かるな

琴羽たちの水着買いに連れて行かされたお昼……長い時間付き合って疲れた……女子ってなんであんなに買い物が長いだろう。昔父さんに聞いたら、諦めろと言われたな。


「結心結心、お昼どこで食べる?」

「星見たちはどこで食べたい?」

「「月見!」」


間も空けず答えた……そんなに気に入ったか。星見まで気に入ったのは予想外だった。


「気に入っただな」

「いやー、美味しかったですよ」

「柚希と週一で通ってる」


恵美ねぇの売り上げ貢献ありがとうございます。


「いいね!私も久し振りに恵美さんと会いたいな」


いや、お前はよく行ってるだろ!? 明から甘いのは苦手だから変わってくれと言われたりしてるんだぞ。


「行く前、ちょっと待って」


行こうとしたら星見に止められて、待つように言われたけど何か買い忘れでもしたのかな? 一応着いて行った方がいいか?


「着いて行こうか?」


行こうとする星見に言ったら、振り向いて若干頬を赤くなってる。……あれ、変な事言っただろうか?


「…変態」

「結心、それは変態だよ」

「先輩、それはないですよ」


琴羽や戸部まで「変態」と言われた!?

それ以上は何も言えなかった……ちょっと冷めた目で見られるが耐えられなかった。


「琴羽先輩、坂雪先輩ってたまにデリカシーないですよね」

「悪気ないのは分かるだけどねー」


こそこそと話しているのはいいんだけど、丸聞こえしてるだよ! お陰ですごい居たたまれない。

そして星見が戻ってくるのを待っていたが、一向にやって来る気配がない。どこまで行ってるだ。


「ありゃ~真那ちゃん遅いですね」

「と言う事で結心、真那を向かい行って」


琴羽から命令を受けてたのはいいが釈然としない。来ないから仕方ない。


「ナンパ避けはいいのか?」

「大丈夫大丈夫」


琴羽が指を鳴らすと黒服さん二人が出てきた。 リアル護衛とは初めて見た。そいつに探してもらったと思ったが、何も言うまい。

次回予告

戸部「SPとは初めて見ました」

琴羽「これがSPじゃないだな」

戸部「違うですか?」

琴羽「会社の警備員さん」

戸部「全然違う!? 次回予告『手を離せ』」

琴羽「虫避けには十分」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ