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星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
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合う人

小物を買いに出掛けようとしたら翔も買い物あるみたいで一緒に行った。出掛けたら声を掛けてくる男性もなくなるからいい。


「それでそんなの買ったんだ?」


翔に言われてたけど、これはゆっしんのお礼。いつもお世話になってるから、少しでも恩返しをしたくて……。それだと琴羽たちにも何か買った方がいいかな?


「あの先輩が競輪選手だとな。通りで筋肉付きがしっかりしてるな」

「でも、今はやめてるみたい」


翔はゆっしんの事を聞いてきた……でも私も詳しく知らなかったからあまり話せなかった。知ってる事は話した……けど大事な事は黙った。でも翔はゆっしんの事嫌い?

帰ってる途中にあった甘味処『月見』…ずっとあるけど入った事ない。翔に了承を取ってから入ると……店内にはゆっしんと柚希がいた。


「「「なんでここに?」」」


一旦落ち着き、一緒のテーブルに座った。

ゆっしんの親戚が経営してるお店だって聞いたら翔も驚いてた。


「先輩はデートなんですか?」


翔がゆっしんに話してるけど、デートと言われてたら胸がキュウと締め付けるかのように痛い。


「いや、荷物持ちだからな」


そう言われてホッとした……でも柚希がゆっしんを凝視してるかど気付いてなく、翔と話してる。

あれ?翔はゆっしんが嫌いじゃなかった?なんかスポーツ用靴の話しを始めてた。翔もバスケをしてるから、そうゆうのは消費が激しいと呟いてた。


「柚希…柚希」

「どうたの、真那ちゃん」

「本当にデートだったの?」

「坂雪先輩はそのつまりはないみたい」


つまり柚希はそのつまりがあったんだ。分かるとイラッじゃないけどムカムカとした…大切な友達なのに。


「そうゆう真那ちゃんもデートですかい?」

「普通に買い物」


兄みたいな翔とはデートじゃなく買い物。それにデートは好きな同士でするもの。


「……蛯原もうちょっと頑張って」


うつむきながら小さい声で呟いて聞こえなかった。

ゆっしんと翔は部活での消費品の話してる……私情を抜いたら二人仲いい。

次回予告

明「結心はいつになったら気付くだろうな」

戸部「本当に気付いて欲しいですけどねー」

明「お前もお前で諦めないな」

戸部「そりゃそうですよ。初恋を逃しません」

明「頑張ってみろ。次回予告『渡せなかったから』」

戸部「琴羽先輩とはどうなんですか?」

明「何も話さないぞ」

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