表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
星空ペダル  作者: シノシノ
第一章 高校二年
22/85

あっぱー

「全く失礼な一年だと思わないか?」

「話しを聞く限りでは………お前は滅べばいい」

「なぜ!?」


星見に会いに行った時会った星見の幼馴染みである蛯原翔。敵意を向けて来て失礼だと思った。そして明に話したらこんな言い方。


「お前はおじさんに似て鈍感なのは分かっていたが……ここまでだとは」


明…呆れてるのはなんでなんだ。別に俺は失礼な事は一切してないんだ。


「所で明…琴羽はなにしてるんだ?」

「さぁ」


屈んでいる琴羽が何をしたいのは全く分からない。疑問に思っていると飛ぶ勢いで拳を上げながら、顎にヒットした。

痛みでのたうち回ってる俺、冷静にメガネを直す明、拳を上げたままの琴羽、興味も示さないクラスメイトたち…クラスメイトたち慣れたモノだな。


「結心、なんでそんな鈍いの!もう天然も超えるよ!」


俺は鋭い痛みで悶えて、もう限界が超えてるんだ!

徐々に痛みが収まってきてようやく立ち上がれて、琴羽に復讐する。


「ふぎゃぁぁぁぁぁ!?」


頭をグリグリと痛みを与える。明も自業自得だと分かっているので言ってこない。ある程度で許した。


「それで痛みが先立って聞こえてなかったんだが」

「結心が鈍いと言う話し。そもそも自分への好意(・・)が鈍い!」

厚意(・・)には鈍くないと思うが」

「………お前たち話しが噛み合ってないぞ」


明の指摘より琴羽とお互いの噛み合った。うん、あのまま話していたら、カオスな事になっていただろう。それには明に感謝だな。


「結心は真那の幼馴染みの…「蛯原」ありがとう明!そう蛯原が気にならないの!」

「まぁ…元運動部としてバスケ部が気になるな」

「そこなの!?」


いや、星見の幼馴染みと言われてもお前らと対して変わらないからな。ヘタに踏み込むと地獄をみる……それは琴羽で学んだ。

昔、琴羽の机の引き出しに入ってあった日記…誰かの観察のようなを読んでしまいそれバレた時、琴羽の表情は目に光がなかった。


「どうした、結心。目が死んでいるぞ」

「いや、大丈夫だ」

次回予告

明「結心、さっきはどうした?死んだ目になっていたが」

結心「いや、大丈夫だ大丈夫だ」

明「本当に大丈夫なのか?次回予告『ちょっと話しあります』」

結心「明……気を付けろよ」

明「あぁ…わかった」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ