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第06話 フラグは多い方が良い

主人公がブレまくりな気がする件。


厨二病だから仕方ない。

ふにふに、ふにふに。


「あの…」


いじくり、いじくり。


「カナメ…?」


なでなで、なでなで。


「何してるんですか…?」


「フィーネで癒されてる」


絶賛フィーネ抱き枕を堪能中である。


フィーネを膝の上に載せ、めいいっぱいふにふにいじくりなでなでしている。顔を真っ赤にして膝の上で縮こまっているフィーネといったら可愛いこと可愛いこと。


あ~癒される~、とカナメは極楽だ。


それに、


「あぅ…」


赤くなって照れるフィーネもいいものだ。


頭の上に乗っているステラから殺気を感じるが、今幸せなためまったく気にならない。気にならないったら気にならない。


「うぅ、なんで私はカナメの膝の上にいるんでしょうか…」


「フィーネが可愛いから」


「はぅ…」


フィーネの今の姿をイラストにするならば背景には『ぷしゅぅー』という、ツンデレヒロインが真っ赤になった時に使われる日本のOTAKU文化において伝統である効果音が必要だろう。


「いやー、だってさー。あんな下心や打算が明け透いて見える糞みたいなオッサンやジジイどもにずっと囲まれて俺の心はとても荒んでいるんです」


「すみません…。私がしっかりしていれば…」


「気にしない気にしない。その代わりフィーネで癒させてもらうから」


「うぅ…。それもすごく恥ずかしいのですが…。カナメ、あの「だめ」…はい」

とまあそんな感じでカナメはフィーネといちゃらぶしていたのだが、フィーネというぽっと出の新ヒロインという存在を許さない、ギャルゲ風に言えば幼馴染、いや義理の娘という希少なポジションの古参ヒロインが一人。


「こんの雌豚がぁあ!パパから離れなさぁーいっ!!」


ステラである。ここでステラについて語っておかなければならないことがある。


ステラは普段はツンデレである。(他人に)ツン(でカナメに)デレである。またカナメに近付く女には徹底的に敵対行動を取ってしまうほど嫉妬深い。


さてこの段階で普段からギャルゲ等に慣れ親しんでいる人ならもうお気づきであろう。彼女がある素質を持つことに。

「パパもそんな雌豚なんか早く放してステラを抱きしめてキスしてしっかりと愛して!!そんな雌豚なんかパパには必要ないから、ステラが殺してあげるから、早くステラを撫でて抱きしめてキスしてよぅ。ねぇ、パパぁ。早く早くパパの愛を頂戴ぃ。ステラもう我慢できない。なんでステラじゃないの?なんでその雌豚なの?パパはステラを愛してるんじゃないの?ステラならパパの好きにしていいよ?ステラパパのこと大好きだもん。パパのこと世界で一番愛してるもん。だからパパの好きにしていいよ?パパぁ、早く縛ってぶってよぉ。お願いだからパパぁ。じゃないとステラその雌豚殺しちゃうかも。だってパパが愛してるのはステラだけだもんね。そんな雌豚なんて愛してないよね、いらないよね?じゃあ殺していいよね?パパにはステラだけいればいいもんね。…ねぇパパ。どうして何も言ってくれないの?なんでステラを無視するの?ねぇ何で?何で何で何で何で何で何でっ!?あぁ…ステラ無視されちゃってる…パパに無視されちゃってるよぅ…。もうだめ…パパぁステラにもいじわるしないでぇ…。あぁでもステラはパパにならいじわるせれてもいいよ。ううん、もっといじわるして…もっともっとステラをいじめてぇ…。パパぁ…放置プレイなんてステラもうだめぇ…感じちゃうよぉ…」


「自重しろ変態」


わっかりやすいキャラ紹介乙。


桃髪ちび精霊ステラはツンデレ義理の娘ポジションじゃありませんでしたとさ。


我が家の娘は、変態ヤンデレドM精霊でした。まる。






† † †






現在フィーネ一行は、川の近くの見晴らしのよい拓けた場所で野営中だ。


フィーネという王族がいる以上夜間に魔物が出るリスクを冒してまで道程を進めるわけにはいかず、きりのいいところで馬車を止めたのである。


ん?時間が跳んだ?ヤンデレはどうしたって?


世の中には秘儀・章変えリセットという奥義が存在するのです。あとは察しろ。


いや、意地悪はマゾのステラだけにしておこう。


あのヤンデレ状態のステラにカナメは耳元で一言言ったのだ。


「正妻が妾ごときを気にしてどうする」と。


人はそれを悪魔の囁きともいう。正妻と言われ別の意味でまたトリップしたステラを放置すればあとは平和の完成である。お手軽3分クッキングも真っ青の手際である。


ちなみに今はメイドさんが川のほとりで食事を準備中、近衛隊は付近を警戒中、フィーネはメイドさんたちを手伝おうとして拒否されていじけている。


メイドたちに手伝いを断られてしまった以上手持ち無沙汰になってしまったフィーネは、同じく手持無沙汰なミラン(国内1,2を争う大魔法使いであるミランに手伝わせるわけにはいかないと、こちらもフィーネと同じく遠慮された)とで何か役に立とうと川で釣りをしている。


野営の準備中とはいえまだ夜の帳が下りているわけではなく、落日の最中である今は辺りは赤く照らされ、釣りへの支障はない。


もっとも釣りをする王女という存在に支障があるかないかと問われれば、それは閉口するしかない。


「カナメ殿が来てから慌ただしかったから、こういうのんびりとした時間もいいのう」


「ふふ、そうですね。でもカナメがいてくれなければこうしてのんびりすることもできませんでしたよ」


そう言ってフィーネは微笑んだ。


ミランもカナメに感謝の念をいだいており、フェ二キスを守ってくれたことに感謝を述べたのだが、カナメは「あんなの俺がやりたくてやっただけだ。礼が言いたいならフィーネに言ってくれ。フィーネの守りたいって想いがなければ俺は何もしなかっただろうさ」といって感謝の言葉を受け取ってはくれなかった。


たぶんあのひねくれ者の少年はどれだけ感謝の言葉を受けようとも、暖簾に腕押し、柳に風のように決して素直に受け取ってはくれないだろうとミランは思う。カナメの飄々とした姿を思い浮かべたミランの顔から思わず笑みがこぼれた。


フィーネとミラン、木の枝を利用して作った素人製の釣竿を持ったまま、二人揃って笑みを浮かべてこの穏やかな時間を堪能していた。


川のせせらぎと、メイドたちの調理の音をBGMに、のどかに釣りは続く。


しかし、平穏とは唐突に破られるものである。


後から考えれば、川の近くで野営を決めた時点でそのフラグは立っていたのだろう。


フラグとは唐突に発生するものである。


こんな魔法の世界で平穏なんて描写は、フラグに決まっている。


ゆえに、




「「緑色だー!!!!」」




穏やかな空気なんていうあからさまに何かありますよ的なフラグはすぐに回収され、辺りにはフィーネとミランの悲鳴が響き渡った。


警戒中だったアリシア達近衛隊は悲鳴を聞きフィーネ達の下へ即座に駆け付け、メイドたちもまた少し遅れてやって来た。


「姫さま!一体どうなさいましたか!?」


駆けつけたアリシア達が見たものは川のある一点を凝視し、見てはいけないものを見てしまったという表情を全力で表現しているフィーネとミランであった。


「あ、あれを…」


なんとか言葉を口から絞り出し、フィーネは川の方を指さす。アリシア達もフィーネの指さす方に目を向け、



「緑色だー!!!!」



アリシアもフィーネたちと全く同じ台詞を叫んだ。


フィーネたち全員の視線の先には全身が緑色の人型、頭の上には皿があり、背には甲羅を背負った見たこともない生物がいた。


はっきり言おう。河童がいた。


「え、ちょ、姫さまなんですかこいつ!?」


「アリシア、私に聞かないでください!分かりませんよっ!」


「この緑色のは魔物なのかのう」


だが残念ながらアーク大陸には河童の伝承は存在しないようで、河童という存在の希少性を理解できるものはこの場にはいなかった。


「えっと、緑色の魔物さん?でよろしいのでしょうか?」


フィーネが先ほどから攻撃してくる様子のない緑色を見て意思の疎通を図ろうとする。ミランたちは見た目から亜人ではなく魔物だろうと推測し、意思の疎通は無理だと考えていたが、


「おい。テメ今なんつった?」


緑色は見事に期待を裏切り、喋った。


「肌の色で人を差別してんじゃねーよ」


しかも差別問題に言及してきた。


なんだこの緑は。フィーネ一行の心は一つになった。もう一度繰り返そう。なんだこの緑は。


「えっと、お主は魔物ではないのか?」


混乱している一行の中で、いち早く混乱から回復した最年長のミランが緑に問いかける。


「ちょっと待て。なんだその差別発言。なにお前は人を見たら差別しろと教育を受けた残念な人なの?」


「いや、そういうわけでは…。全身緑色でその格好ではでっきり魔物かと」


「ちげーよ。言い訳はいいんだよ。ひとを傷つけてしまったら言わなくちゃいけない言葉があるんじゃねーの?それとも人を差別しといて謝罪の言葉一つないの?馬鹿なの?死ぬの?」


「その、すまんかった」


絶好調の緑に押され、ミランはつい謝罪の言葉を述べた。だが心の中では相変わらず、なんだこの緑は、である。


そんな心情を知らない目の前にいる緑はにこやかな笑顔を浮かべて、ミランに向けて手を差し出してきた。どうやら何かを渡そうとしているようで、反射的に手を差し出した。


「よし、お兄さんは素直に謝れる良い子は大好きだぞー。きちんと謝れたご褒美にいいものをあげよう」


べちゃっ。


緑の手からミランの手の上に何かが落とされ、嫌な音がした。


「ビスケットだ。あとでおやつに食べなさい」


ミランは自分の手を見ると、確かにビスケットがある。川の水でびちょびちょになって崩れまくったビスケットが。


「なんだこの緑は」


つい本音を漏らしてしまったミランをだれが責められようか、いやせめられない。反語。


そしてようやくフィーネたちも混乱から回復してきたようで、会話に加わってきた。


「それで、あの、結局あなたはどちら様なのでしょうか?」


「河童だ」


「河童…ですか?」


「ああ、伝説の妖怪だ。妖怪って言うのはまあ、神に近い存在だ」


「は、はじめて見ました…」


「だろうな。数が少ないからこそ伝説の存在だ」


はあ…、とフィーネたち一同は釈然としないままだが、一応の納得をみせた。


「でさぁ、ちょっと頼みがあるんだが、いいか?」


「?はい」


「もし俺の仲間を見たときはあんまり驚かないでやってくれないか?」


そう言った河童の表情は、悲しみや寂しさなどごちゃ混ぜにっていて、フィーネは思わず感情移入して泣きそうになってしまった。


そうだ。


たとえどんな姿形をしていようと、誰かから拒絶されるのは寂しいことだ。


フィーネは見た目で偏見を持ってしまった自分を恥じた。


だが、河童の彼には言わなければならないことがある。


「肌色見えてますよ、カナメ」


「え、マジ?」


「はい、今直してあげますからこっち来てください」


「助かる。ありがとな、フィーネ」


呆然とその会話を聞いていたミランやアリシアたち一同は我にはっと我に返った。


「えっと、カナメ様なのでしょうか?」


今まで会話に加わっていなかったメイドの一人が恐る恐るフィーネにカナメと呼ばれた河童に話しかけた。


「いえす、でござるよ。あ、フィーネ。ちょっと川から上がるから手引っ張ってくれ」


「はあ。しょうがないですね。はい、捕まってください」


メイドの問いにあっさりと答えたカナメは、フィーネの手を借りて川から上がった。


「あ、やべ。スーツの中に水溜まっちゃってるわ」


依然としてマイペースのままのカナメは靴を脱ぎ、中に溜まった水を流している。


周囲の皆は唖然としてしたが、まあカナメだし、と苦笑している。本人にとっては不本意かもしれないが、ここにおふざけキャラという属性がカナメには追加された。


もしこの世界に屈強な戦士びっぱーがいるか、プレミアムな登録をやたらと推してくるニコニコな動画が見れるいんたーねっつがあれば、彼の属性は厨二病の一言で済んでいたことだろう。


張り付いて脱げねぇ、とかぼやいているカナメを見るミランなどは「皆の緊張を解すためにあえて笑われ役になるとは、なんという少年じゃ」と感心しているが、勇者補正ぱねぇとしか言いようがない。


だがどこにでもKYな人間はいるものである。


ツッコミ役として定着しつつある、アリシア・ソレイシィその人である。


「貴様ふざけるのも大概にしろ!何をやっているんだ貴様は!?」


KY。


空気読めない、の略ではない。空気を読まないの略である。


自身の誇りにかけてこんなふざけたヤツを認めないとする意地っ張りなアリシアは、あえて空気を読まないという性質の悪い属性を有している。



さすがアリシア!おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!


だがカナメはそんなことでめげる男ではない!厨二病患者の名は伊達ではない。


「無限大な夢の後の何もない世の中じゃそうさ愛しい想いも負けそうになるけど俺は決してフラグを見逃すわけにはいかない!!」


「意味が分らぬわ!!」


エンジェ○ーーーン!!と叫ぶカナメはそのテンションのまま続ける。


「だって現実で荒川でアンダーなブリッジで村長やったら捕まるじゃないか!そんな時にこんな大自然の中で川を見つけたらもうフラグとしか思えないだろ!!」


「貴様は何を言っているんだ!?」


「つまり世の中はフラグで満ち溢れているのだよアリシア君。河童フラグしかり、盗賊襲撃フラグしかり」


「だから意味が、盗賊だと?」


「ああ、遠くからこちらの様子を伺いつつ、襲撃の機会を図っているな。で、どうするよフィーネ」


「だからなんでカナメはそういう大事なことをそんなさらりというんですか!?」


そこはかとなくツッコミ所が違う気がするが、フィーネの場合はこれで合っているのだ。


もうフィーネは何でそんなことが分かるのかなんて聞かない。聞くだけ無駄だから。


それはこの場の皆の共通見解であり、だれもツッコもうとしない。フィーネ一行はカナメのおかげでひとつ賢くなりました。世の中には聞いても無駄なこともある。


しかもいつの間にか緑の河童スーツを脱いでいて、私服のカナメに戻っている。川の中にいたはずなのに、今は全く体が濡れてない不思議。魔法で案外なんとかなるものなのだ。魔法万能説。


「さてと、おいでステラ」


「はーいパパ」


今まで姿を見せなかったステラが、カナメに呼ばれて姿を現した。


「じゃあ、パパを傷つけようとする虫けらを早く殺しにいこっ」


「殺しはダメだぞ、ステラ。九分九厘殺しまでな」


あまりにも気軽な口調で行われる会話の内容に、フィーネたちは思わず閉口してしまう。


だが続くカナメの言葉にフィーネは驚き、笑みを浮かべてしまうことになる。




「人攫いなんてふざけたことする連中、簡単に殺してやるものか」




救うこと。守ること。それがフィーネがカナメという勇者に願ったことだ。


どんないふざけていても、どんなに軽そうにしていても、カナメはフィーネの勇者であった。どこまでも愚直に、まっすぐに、勇者であろうとしている。


そのことが分かったからこそ、フィーネは思わず笑みを浮かべてしまった。


きっとカナメに助けられる人は多いだろう。いやこれは確信であった。


フィーネが望む限り、カナメは彼自身が持つすべての力を奮い、助けを望む全ての人を余すことなく救って見せるだろう。


なんていったって、カナメはフィーネの勇者さまなのだから。


でもフィーネは一言注意するのを忘れない。


「カナメ、やりすぎないでくださいね」


「りょーかい」


相も変わらず軽い調子でカナメは応えるが、その顔にはフィーネ同様笑みが浮かんでいた。


そしてカナメはもうすぐにでも夜の帳が下りようとしている中、ある方向を向く。ステラもカナメについでそちらの方向を確認しており、おそらくはカナメのたちの見るその先にカナメの言った盗賊がいるのだろう。フィーネたちから全く確認できないが、カナメが言うからには必ずいるのだろう。


まったくなんていう勇者さまなのだろうか、フィーネはそう思う。


あまりにも強く、あまりにもかっこよく、あまりにも優しい。どこかひねくれ者の彼は、フィーネにはまぶしすぎるように見えた。


「じゃ、言ってくる。ステラお願い」


「うん!早くやっちゃお!」




「「ユニゾンイン」」




カナメとステラは一つに重なり、彼らは光に包まれた。


姿と意思を持ったユニゾンデバイスであるステラはマスターであるカナメと融合を果たす。


これはカナメが本気で怒っている証である。彼は以前世界から拒絶され、世界から理不尽を行使された。それゆえに理不尽にも誘拐などというふざけた行いをする彼らを許すことなどできるはずもなく、断罪しようと決めていた。


野営の準備のため馬車から下りた時に、風を用いて周囲の策敵をしたときにカナメは盗賊の存在にすでに気付いていた。同時に彼らに囚われている“彼女”の存在にも気付いた。


その時にはすでに決めていた。盗賊なんていうちっぽけな奴らでも、本気で断罪してやると、そのために「神が住む天界の片鱗を振るう者」に相応しい超能力を行使すると。


光が収まったその場には、ステラと融合を果たしたカナメがいた。


その姿はユニゾンの影響により髪が伸び、腰にまで届くその長髪は美しい金色をしていた。カナメの端正な顔もあり、美しい金の髪を携えたその姿は幻想的で、まるで絵画のようだった。


「では行こうか。美少女救出フラグを回収しに」


ふざけた口調とは裏腹に、その瞳には怒りを炎を灯して。






「俺の『未元物質ダークマター』に常識は通用しねぇ」






―――たとえこの偽りの世界であっても、な。

まず感想を頂きましたharu様、本の虫様に最大限の感謝を。執筆の励みになり、大変助かりました。本当にありがとうございます。


物語についてですが、そろそろ王道テンプレを脱して物語の核心にも触れていこうかと思います。


まだまだ完結まで先は長いですが、お付き合いいただければと思います。


最後に読者の皆様に息災と、友愛と、再会を。

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