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【プロットタイプ】化け物を祠に

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

漢方飲んでも『緩和』されるだけだわ。

完全に収まってないわ。

最近、鏡花が服用していた薬の副作用が少しだけ落ち着いて来た。食事中にバタバタと走り回る事もなかったし、精神的にも落ち着いている旨も本人直々に伝えたれていた。

其れが崩壊したのは、今朝の話である。

俺は鏡花が出掛ける数十分前に起き出して、朝の支度を済ませるのだが、その時頻繁に顔を合わせる。普段ならば急いでいるので特段会話することも無く擦れ違うのだが、今日はそうではなかった。

「会社行きたくない……」

消え入りそうな弱々しい声で、化粧っ気のない顔で、そうポツリと呟いた。

鏡花の変化は騙そうと本人が思っていなければかなり分かりやすい。声や表情、雰囲気、全てに今の状態を表して、訴えてくる。

そして今は目を離した隙に死にそうな状態だった。

「上司と話したくない……」

普段は誰が何しても、何を言ってもこうなることはない。これを治める為の薬であるはずなのだが、完全に通常運転にさせるには今少し足らないらしい。

黙って背を摩ってやると、肩を大きく上下させ、静かな嗚咽音を出し始めた。それでもこれで『出社しない』という選択権を出さないのが、同居人である。

「だから帰って来たら、ソファ貸して」

「休まなくて良いのか?」

「パソコン代稼ぐから。でも今日は自分の事だけ考えて生きる。察して欲しい事はガン無視するし、明確な指示が出るまで動かない。そうして心の何処かで終わるのを待ってる」

そう言うと、のっそりと顔を上げ、前を向いた。目は濡れそぼっていた。その癖、光はなかった。ただ死にに行くものの姿があった。


漢方を服用する様になってから、症状はかなり緩和されている。内面で突発的に叫ぶ事は無くなったし、動悸や息切れも目を瞑れるぐらいに収まっている。

それでも完全に収まったという訳ではない。言うなれば、物の怪や怪異、化け物の類を箱の中に無理矢理押し込めているに他ならない。だから箱の内側から脱出しようと暴れる音が頻繁に聞こえてくる。

「千房さんにやってもらおっかな〜?」

声は確かに聞こえている。けれども反応する事が出来ない。次に来る明確な指示がないと動けない。『この書類を、此処に打ち込んで』等の詳しい指示が。

結果、私は動く事なく本日を終えた。それしか出来なかった。

下はね、ちょっと生々しい話。

だから、少し気張って下さい。

でも これから漢方摂取することになったよ。 という方の参考になれば。





PMSの症状が酷くなって来たので、漢方を処方して貰ってます。漢方、桃核承気湯。

因みに症状は、

便秘、動悸、息切れ、目眩、倦怠感、吐き気……etc。

それから来る立ってられない。寝たきり。


で、症状は確実に良くなりました。

便秘が改善されたので、自律神経もかなりマシ。

最低限の気力はあるし、立つことも仕事も可。

でも別に、『完治した』とか『健全体』って訳ではない。あくまでも『緩和』。


言うなれば

厄介な化け物を祠に無理矢理封印した。

でも応急処置だし、長くは持たない。

今のうちに手を打たないと、また出てくるよ。

そんな感じ。


だから油断すると泣く。

会社は俄然行きたくない。

親しい人とだけ話してたい。

構ってちゃん、察してちゃんと接せない。


こんな状態。モームリ。ははは。


皆、作者は漢方を飲んでも『万全』にはならなかった。

でも大分マシにはなった。

動悸息切れで心臓飛び出さなくなった。

立つことも、仕事も出来る様になった。

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