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幻「げん」  作者: satoneko
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月に手を合わせる夜

幻「げん」

天地を結ぶ結界、人が信じる事の意味とは?月に手を合わせる夜とは?いかに!?

 万が一、月の欠片が落ちていたら、きっと人は、それでも拾わない。いつものように。

 聖なる夜を、欲しがる人の様に、アスファルトに咲く花の、想いは増すばかり。いつのどんな時も、人の生き様は、やがて花と化すけれど、それでも、勝るものは、やはり月の欠片。

 善として、悪として、滅びゆくのか?と、何度も手を合わせる。ただひたすら。曖昧に咲く花なんてない。咲いた花よりも、咲かそうとした生命に、目を逸らせない。

 どんな夜も、朝が来て、夜を迎える。限りない幸せも、いつか別れ離れした恋人のように、今夜は、手を合わせてみよう。いや今夜だけは、手を合わせていよう。

 願う気持ちとは裏腹に、天へ引き寄せられるか、地へ引き戻されるか?全ては、祈りの夜へと、変わりうる。

 月に手を合わせる夜。それは、天地を結ぶ結界。人が、祈るに祈れないのは、運命を信じれないからだと。

皆様、拝読下さいまして、誠に有難う御座います。

いかがだったでしょうか?天と地を結ぶ結界にも、運命を信じられるか?だと信じます。


次回 未定

間が空くかも知れません。

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