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幻「げん」  作者: satoneko
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叶石「かなえいし」

幻「げん」

叶石「かなえいし」 叶う事を許された石とは!?いかに!?

 掌の中、光を溜めてみる。すると、光は、具現化し、弱くなったり強くなったり。まるでそれは、叶えない石みたいに。光さえも、いつも近くにあるのに、叶わない。

 なんだか同じ匂いがする。同じ場所を、辿った記憶が。思い出そうとしても思い出せず、また、同じ感覚に浸るだけ。

 いつか会った日があるように、まるで、周期のように廻り返ってくる。一体なんだろうなと、掌をもう一度、握ってみる。

 一度離した光は、蘇られず、次光「じこう」 となる。生まれ変わる人のように、叶石も時として、叶う事も、許さない。

 過去の栄光に浸るように、善として惹かれる石。人は、過ちを繰り返すけれど、それぞれの想いの中、叶おうとする石もまた同じだろう。夢叶い、空虚なる時間を過ごすみたいに。

皆様、拝読下さいまして、誠に有難う御座います。皆様の評価が、私のモチベーションに繋がります。


次回 君が空にいた頃

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