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幻「げん」  作者: satoneko
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目の中の瞳

幻「げん」

瞳が映し出す物とは!?いかに!?


 かけがえのない物は、全て宝だ。そう呼ぶのは、己の目に映る瞳だ。いつになく空が、目に映る限り、それは、輝かしき物。

 それぞれの六感を超えて、自ずの光を、制す。海を眺めていると、そこには、時間を差す光が。夢の中薄っすら見える幻。

 気が気ではなくなる瞳には、鮮やかに映り続ける目光。目に宿る光だ。何処か天の邪鬼のようで、何処か冷たさを感じる。

 この世から旅立つ時、目の鱗は、全て記憶へと変わる。途切れ途切れ夢に出てきた事さえも、まるで、映画のシーンのように繋がれてゆく。

 自分の瞳には、誰かが、映っていたのではなく、自分自身が、映し出されていた事に気づく。鳥が、空を飛べるように、瞳も、空を舞っている。目の中の瞳は、全て記憶と化す。

 寂しさも、苦しみも、悲しみの時も、それぞれの映し出される瞳は、死に向かうように、初めから決まっている。目の中の瞳。自分対自分のようである。

皆様、拝読してくださいまして、誠に有難う御座います。いかがだったでしょうか?☆次回もお楽しみください。

次回 雲の上の存在


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