ロシアの副議長セルゲイ・ミロノフが北海道はロシア領と発言? 「やはり暴力・・・・‼暴力は全てを解決する・・・・‼」 にならないといいのだけど。
さて、ヤフーニュースなどにもなっていますがロシアの副議長セルゲイ・ミロノフが「我々は北海道に対する権利を持っている」という発言をしたようです。
これ名目上はロシア政府の見解ではなく、ミロノフ個人の見解とはされていますが、ロシアの「レグナム通信」に対しても、ミロノフは同様の発言をしており、事実上の黙認といってもいいのでしょう。
ロシアが北海道に侵攻するために理由を作るならばウクライナの時同様に”日本にはロシア人用の生物兵器の研究所がある”だとか”日本政府は避難民を装って、アゾフ大隊の人間を日本へ連れ出してかくまっている”などといくらでもこねりだすことはできますしね。
ここで問題なのはロシアは天然ガス・石油・石炭などのエネルギー資源や肥料に必要なカリやリンなどの資源、さらにパラジウムなどのレアメタル世界への輸出の多くを占めていて、それらの輸出を停止されると大きなダメージを負う国が多く特にドイツや東欧諸国はその傾向が強いです。
すでに肥料価格は海外では高騰していますからね。
距離や輸送経路の問題もありますからでウクライナのようにヨーロッパからの武器支援を受けることも難しいでしょうし、ロシアに対して非友好的とされる国は残りはそう多くはありません。
ウクライナ紛争を見ればロシア軍は弱いから攻めてきても自衛隊なら余裕で撃退できるだろ? とはおそらくならないでしょう。
こうなってしまうと
「やはり暴力・・・・‼暴力は全てを解決する・・・・‼」
という結論にロシアが行きつかないことを祈るしかないですね。
とはいえ、ロシア省は4月1日から北方領土の国後島と択捉島で軍事演習を始めていたりしますが。
下手すれば北海道でもポグロムが起きかねませんし、やばいですよね。