第3話「1日の終わり」
てか街ってどっちだったっけ
ゲームでは確か一番近い街は東の方だったはず……一応カエデにも聞いてみるか
「なあカエデ。ここから一番近い街って東の方だったよな?」
「うん。そのはずだよ?どうしたの?」
「いや、一応あってるかカエデにも聞いてみようと思って。」
「ふーん。そうなんだ。」
「じゃあ簡単に街に行けるように技を覚えておこう。」
「え?どうやって?」
「あのな、裏コマンドっていう裏技があるんだ。」
「裏コマンド?」
「そう。じゃあ言うぞ?」
「うん。」
「裏コマンド、【瞬間移動・極】 Get」
ホワァ
「こんな感じ。」
「すごい!本当に取得してる!」
「ちょっとまだ欲しい技があるから待っててくれ。」
「わかった!」
「裏コマンド、【アイテムボックス】 Get」
「裏コマンド、【魔法創造】 Get」
「裏コマンド、【防御結界】 Get」
「裏コマンド、【全属性】 Get」
「うん。準備万端!」
「瞬間移動して街に移動しよう。」
「ふわぁ~。もう眠たくなっちゃった。」
「うーん、そうだな。そろそろ暗くなってきたしここで一泊するか。」
「まず、木を集めて火をつけないと。火は火球でいいか。あと寝る用の大きい葉っぱだな。じゃあちょっと木と葉っぱを集めてくるから待っててくれ。」
「じゃあ僕も手伝うよ!」
「ほんとか?わかった。座る用の木を2つ分と、大きめの葉っぱを2枚頼むよ。」
「わかった!行ってくるね!」
「よろしく!」
ザッ
「もってきた!」
「速っ!もうもってきたの!?」
「うん!」
「ま、まあいいか。集めてきまーす……」
「いってらっしゃーい!」
……もう全部カエデに頼めばいいんじゃないか?と思ってしまう。
~5分後~
「ただいまー。集めてきたよー。」
「おかえり!」
もうすっかり暗くなってる。
急いで火をつけないと。
「火つけるよ?大丈夫?」
「うん!いいよ!」
「では、『火球』!」
「うん。いい感じ。普通に出すと威力がやばくなるから結構抑え目でいったけどちょうどいい。」
「あったまる~。ありがとね。ショウマ。」
「どういたしまして。ところで質問なんだけど、なんで葉っぱが隣同士並んでるの?」
「え?だめだった?あったまるかと思ったんだけど…」
「う、うん。ちょっとそれはさすがにダメかな。」
「そっか。わかった…」
しまった。カエデの元気をなくしてしまった。なんとかして元気づけないと。
……そうだ!街に行ったら何がしたいか聞いてみよう!そこから話を広げて元気を取り戻そう
「なあカエデ、街に行ったらなにがしたい?」
「うーん、人と仲良くなったり、いっぱい食べることかな。」
「そうか、じゃあ人と仲良くするのはまだ当分先だけど、冒険者になって依頼をたくさんこなして、稼いだお金でいっぱいご飯食べよう!」
「うん!楽しみに待ってるね!えへへ、楽しみだなぁ。」
よかった!うまくいった!
「今日はもう寝よう。魔獣に襲われないように防御結界を張っておくから安心してくれ。」
「ありがとう!おやすみ~。」
「おやすみー。」
ホワァ
よし、防御結界も張ったし俺も寝よう。
「おやすみ。カエデ。」
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