”ない”といわれたプリンシプルを求めて

22年01月〜

アメリカはどう出るのか

トランプ関税協議中に政権与党の幹部が中国に渡った。人が見れば日本はアメリカよりも中国と近づきたいと思うだろう。今のところそれに対するアメリカの反応は見えてこないが、関税協議中に不利な要求をふっかけられないかと心配になる。

いっそガツンと言ってくれた方が良いのにと思うが、2人とも政府の要職に着いているわけではないので、大使を読んで抗議って訳にもいかんのだろうと推測する。

トランプ大統領からしたら、関税交渉がうまくいっている事を中国に見せつけたかったのだろうが、思惑が外れて対応に苦慮しているだろう。そうなるはずと踏んで訪中しているとなるとなかなかにしたたかだなと思うが、それを日本の為にやっているとは思えないところが痛いところだ。