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”ない”といわれたプリンシプルを求めて  作者: てん
20年7月〜21年3月
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差別について思う事がある。

差別について思う事がある。差別とは、自分と違う事を理由に相手を蔑んでも良いと思っている、または蔑まれても仕方がないと思っている事だと思う。

アッシは蔑まれるのは嫌なので、蔑む事もしないよう心がけてはいるが、そういう態度が時折顔を覗かせる事があるのを自覚している。

その度にアッシはアッシを戒めている。


相手の事を考える。差別の問題が出た時に言われる言葉だ。アッシはこの言葉で充分納得できるのだが、それでも差別はなくならない。アッシ自身、表には出さないだけで、他人を蔑むような感情を抱く事があるので差別をする人がいる事もわかる。

そうなると差別の問題は、相手を蔑む感情に対してどう行動するかだとアッシは思う。その感情によって、相手を罵る言葉を浴びせたり、相手を殴ったり、犯罪行為に当たる行動をとれば、当然罰せられる。それなのに何故蔑む相手にはそれをやっても良いなどと考えるのだろうか?何故蔑んでくる相手にはそれをやられても仕方ないなどと考えるのだろうか?ここが問題なのではと思う。


かつて差別があるのは当たり前だった。社会がそれを許していたからだ。それを先人達がなんとかしようと立ち上がり、社会がようやく差別を問題だと捉えるようになった。でもどんなに社会が変わっても一人一人の意識がそれを問題だと思わなければ、昔から行われていた差別行動は起きる。今は社会が許さなくなっているから、出る杭は打たれるのだろう。

差別はこれまで無くなった事がないものだ。果たして無くなるなんて事があるのだろうか?

アッシは他人を比較する意識はなくならないと思っている。なくならないそれをキッカケに差別的な言動をしない事を心がけている。

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