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”ない”といわれたプリンシプルを求めて  作者: てん
20年7月〜21年3月
21/676

草刈りをしながら思う事

アッシの実家はなかなかの田舎で、月に2〜3回休みに実家に帰って野良仕事に精を出す。

これやっとかないと、放置してるとみなされて、ゴミ捨てられたり、ご近所さんに心配されてしまう。雨が降ると困るのだが、まぁ出来る範囲でやるしかない。


主にやるのは草刈りだ。斜面だったり、ほぼ木のようなヤツもあるのでなかなかの力仕事だ。困った事に結構草刈りする範囲も広いため、時間がどうしてもかかる。

高速で回転する刃を操作して、黙々と草刈りしながら思う事がある。

"アッシ、メッチャ強え!植物からしたら、アッシはゴジラみたいや災厄なんだろうなぁ。腕から地面まで伸びた草刈り機の軸が、さながらゴジラの熱線のようだ。"

…そんなくだらん事を思っている。

言い訳させてもらえば、これも作業としての草刈りを楽しむ為の工夫の一つだ。

植物相手にイキッたところで虚しいだけだが、そういう対象がいるといないでは心の持ちようは違ってくると思っている。


ただ、そういう対象に選ばれた草木にしてみたらたまったモンじゃないだろう。ただ成長していただけなのに鋭い刃で身を切り刻まれるのだから。

せめて執行者として、後始末はキチッとやってあげようとは思っています。


念のためにいうと、楽しみ方はそれだけではない。草刈り…というか野良仕事を楽しむ方法は他にもある。作業中に色んなことを考えるって点では同じなんですけどね。

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