[不断の努力] その3 国民は憲法に則って行動しているとみなされる。
アッシの第12条の憲法解釈についてはその2までで書いたので、今度はそれがどう運用されているかについて書こうと思う。
政治の視点で考えると、国民は憲法に則って行動しているとみなされる。
最近札幌地方裁判所で同性婚を認めないのは違憲だという判決が出た。則ってないと判断されるものも中にはあるが、現状を憲法に則したものに近づけるよう制度は変わる。だから最終的には国民は憲法に則って行動する事になる。
それを踏まえて考えると、国民は皆不断の努力をしていると見なされる。それが求めるレベルに達しているかは関係ない。
努力した結果が現状であるとみなされる。
だからこそ、先日の緊急事態宣言の発令にあたり、菅首相が謝罪するのである。国民がコロナ対策に不断の努力を行なっているにも関わらず、その努力の結果を結実させられなかった…と。
アッシが他人の行動を怠慢だ思ったとしても、努力しているとみなされる。そこには納得できない気持ちもあるが、その人なりに努力していると思わないと、アッシは指導の名の下に他人に厳しくあたってしまうし、逆もまた然りである。
全ての人が自分に出来る努力をしている。そう考える事で不要なトラブルを避けるよう意識している。




