リーフィア王女様
「王女様、えっと、起きてください」
アルトは妹を起こす時と同じように起こすことにした。
「うーん、ジー……えっ、あれれ」
「目を覚まされましたか?」
「…えっ、ええ」
「あの、ジンさんが馬車の準備をしてくるそうです」
「わ、わかったわ。ありがとう」
「いいえ、別に。あっ、あの時は助け頂きありがとうございます」
「別に私ではなくジンが助けたから、礼はいらないわよ」
「そっ、それでも礼は言わせてください」
「それなら、お礼に私の事をフィアと呼んで」
「それは、で…「私から言ってるから別にいいわよ」
助けていただいたお礼を出来ないので、結構フィアと呼ぶことになった。
「ところであなたは、あの森で何があったの?あとお名前を聞かせてくれないかしら?」
アルトはジンに話した事をそのままフィアに話すと…
「な、何よそれが親がやることなの」
「でも、僕は無属性らしいから」
「でも、ジンが神属性だっけ?それかも知れないじゃない」
「そうかはまだ、わからないから。もし違ったら」
「まぁ、いいわ。アルト貴方は私の専属騎士にするから」
「えっ、無理「無理とか言わないの、もし無属性だったとしても私が貴方を私の騎士にする様にお父様に、説明するから」
「わかったよ、リーフ「フィア。でしょ?」
「フィ…フィア。どうもありがとう」
「それでいいのよ。それにアルトは私と歳は同じだし何かと普通の友人関係でいたいの」
しばらく二人で話をしていると、ジンが戻ってきた
「王女様準備が……仲良くなってるみたいだな」
「あらジン、おかえりなさい」
「ただいまっと、アルト、王女様に話をしたかい?」
「少し前に話は終わりました」
「そうか、王女様アルトのこと「その事なんだけどジン、私アルトを専属騎士にするわ」
「話の途ちゅ……えっ、まじっすか?」
「ええっ、そうよ」
「おい、アルトどうゆう事だ?」
「さっきフィアから「フィア!?」言わ」
「さっきから一々うるさいわねジン」
「すみません、じゃなくて、まぁ、王女様が決めたならまぁいいか」
「では王都に帰りましょうか、アルト、ジン行くわよ」
そのあと、ジンが用意した馬車で王都に向かっていった。
馬車の中で〜
「ところでフィアとジンさんの属性は何ですか?」
アルトは二人の属性が気になり質問する。
「まだ、話してなかったな。俺は「ジンは三属性持っているわよ」
「王女様勝手に言わないで下さいよ」
「別にいいじゃない。私は二属性で風と水だったわ」
アルトはジンが三属性と聞いて唖然とした
「まぁ…いいや。おい、アルト、俺は雷、炎、闇の属性を持っている」
「どう、凄いでしょ!」
「あっ、凄いですね」
「私も凄いでしよ?」
「フィアも凄いよ」
「まぁ、ジンに比べたら劣るけどね」
「二つあるだけでも凄いですから、いいではないですか?」
「ジンから言われると、嫌味みたいに聞こえるわ」
「……すんません」
「でも、ジンはアルトが神属性「王都が見えてきましたので、その話は王の前で」話を遮らないで、まぁ、わかったわよ」
そして王都に付いた