表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/7

警部補ダイマジン

「三茶先輩。シャイニーのタレントも、在日外国人や帰化人の割合が異常に高いと思いますけど?」


(三島先輩。それはあなたがシャニヲタだからよく知っているだけでは?)


 喰いつくのがそこかよと御茶ノ水は思った。そんな三島の質問に、三茶はこう答える。


「日本が独立してから二年後の一九五四年、元力士のリッキー咸鏡(かんきょう)と戦前戦中有名だった柔道家の木村屋(りょう)()()()()があったんだ。だけど、その試合でのリッキーの八百長破りは、最初から計画されたものだったんだよ。


 木村屋の奥さんの病気の薬が、当時手に入らないアメリカ製の特別なやつでね。CIAによる戦前戦中の国民的英雄だった木村屋潰しというやつさ。そしてリッキーも朝鮮半島出身で、いつのまにか日本人の養子に入って、日本人を装っていたわけ。


 その流れで、在日外国人・帰化人がいろんなところに入りこんでは、自分達のお仲間を引き入れては乗っ取りをかけていくことになる。最近、中国から日本に帰化したアナウンサーで、帰化した日本よりも中国の為に働くといって話題になったことがあっただろう? 台湾・朝鮮半島出身者というのは、日本の敗戦後、ずーっとそんな調子なんだよね。


 それが、そんな連合国の手厚いサポートを受けて、スポーツ、芸能、風俗の世界から、暴力団、宗教、マスコミを経て、政官財にまで至ったわけ。これじゃあ、失われた三十年にならないほうがおかしいでしょ? もう、これじゃあ、失われた三十年じゃなくて、奪われた三十年だよ。 


 もし、日本のパチンコマネーに腐敗指数を当てはめたとしたら、それはアメリカ大陸の……北米中米南米って意味ね、そのアメリカ大陸全体のドラッグマネーの腐敗指数を超えているだろうしね。バブルのときの電脳ドラッグに比類するものなんて、そうそうあるもんじゃないでしょ?」


「パイセン。いつも中南米の麻薬ルートを抑えているのはCIAっていってるじゃないっすか。それは結局アメリカがコントロールしてるってことじゃ? それも腐敗になるんすか?」と江古田が茶々を入れる。


「パチンコという電子ドラッグをコントロールしているのは、CIAということ? 中南米も日本も、アメリカの食い物にされているってことなら、バブル崩壊前後の日本の経済成長率の意味も変わってくるよね」


「ちょっと待ってください。さっき話していた違法な臓器売買のネットワークって、木村屋の奥さんの薬の話に繋がってくるんですか?」と御茶ノ水も割り込んだ。


「ここの本棚にある『クロコーチ』『警部補ダイマジン』や、『警視庁公安Jシリーズ』だけでも、警察官の子供の臓器移植に必要なお金をどう立て替えるかという話がある。けれど、お金さえあれば、臓器移植がすぐにできるという話でもない。


 敗戦後の大日本帝国は、東京に特殊慰安施設協会を設立して、素人の日本人女性を騙し討ちにする形で、進駐軍の兵士に提供した。朝鮮戦争での米兵による性犯罪を日本の従軍慰安婦問題にすり替えたやつの原型が、特殊慰安婦施設協会なんだ。それが日本全国に設立されたんだ。どうして、韓国の従軍慰安婦問題での捏造が、何十年もの間ファクトチェックもされずに放置されたのか?


 いまの在日米軍の将校や兵隊の性欲処理はどうなっているのか? 店舗型経営からデリバリー型経営へと風俗産業の形態が変化しているのは、手打ち式から電動式にパチンコ業界が変化した事と同じではないのか? とかね。


 アメリカの禁酒法も、度数の高いアルコール飲料だけを規制するはずが、どういうわけか全面禁止になって、マフィアが跋扈するようになったんだ。これはアルコールを利用した共産主義者によるアメリカへの攻撃かな?」


 三茶は、本棚から取り出した本をテーブルに積み上げた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ