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隣の席の清楚系ギャルがログインボーナスをくれるようになった件について

作者:飴月

「あぁあああぁあ!!?! 何で現実にはログインボーナスが無いんだよ!!」

「…………はぁ」

「人生にもログインボーナスがあってもいいんじゃないでしょうか!! 生きてるだけでログインボーナスが貰えるように、そろそろ地球運営にもアプデが入ってもいいんじゃないでしょうか!?」


ふとしたことからそう叫んだゲーマーな主人公、斉藤壱果。すると、そんな叫びを聞いていた隣の席の清楚系ギャルな柊木梨花が、こんな提案を持ちかけてきた。


「あのさ、チカくん。もし、もしだけどさ。私がささやかなログインボーナスをあげたら、毎日ちゃんと登校してくれる?」


なんでも、本当は寂しがり屋で人見知りなのに、SNSでの『クールなカリスマギャル』というイメージから孤立し、唯一の話し相手である壱果に学校を休まれるわけにはいかないらしい。

そして、一緒にゲームをしたり、登校したりしながら日常を過ごす内に2人の距離は近づいていき────


「……今日、めっちゃ寒いよな」

「わかる。急に寒くなったよね〜」

「あー、今日手袋忘れてきたの本当悔しい……」

「ふふ。それなら今日のログインボーナスは、『駅に着くまで、凍えそうなチカくんの手をあっためてあげること』にしよう」

「……うわ。柊木の手、あったか。てか、そーゆーのもありなんだな。ログインボーナス…………」

「そうだよ? ソシャゲでもよくあるでしょ、30分だけクエストで貰える経験値が2倍になるログボとか」


毎日のログインボーナスが、徐々に加速していく。
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