エロゲの世界に転生したら主人公の友人で主人公は、落ちぶれていたアフターストーリー 高校編+結婚式
この短編シリーズは、これでラストです
俺と卯月が高校に入り感動ではないが幼馴染と再開して直ぐに幼馴染は、退学をした
「このクラスに中山 伊織は、いるか?」
ロングの黒髪ヘアーの制服をきた生徒が俺を探しにきた、もちろん俺はその人をしっている、エロゲに出てくるヒロインの1人である
「それ、俺です」
「そうか、お前が中山くんか、私は、天童 風花と言う、よろしくな、それで急で悪いが生徒会室に着てもらう」
「えっ?俺何かやりました?」
「それを含めた、話だ」
「わかりました」
俺が生徒会室に呼ばれる出来事は特には、ないのだが、急に呼ばれた
生徒会室に入ると天童さんが生徒会長の席だと思われる席に座ると俺を見て空いた席に座れと目で訴えてくる
俺は、空いた席に座ると
「中山くん、いや、天月先生、ファンですサインください」
「へぇ!?」
俺は、自体を読めないまま変な声を上げてしまった
「いや、私は、恋するファンタジアに激ハマリしてなあの、キュンキュンする恋愛小説は、私を新たな世界へと導いてくれていた、その話を書いた先生は、まさに恩師と言うわけだ」
「はぁ、そうですか」と俺は、おざなりに返す
「まぁ、サインの話は後にして、中山くんが望むならわ、私が恋人になっても「だめー伊織は、わたしの」」
急に背中に柔らかい感触があたり俺はびっくりするが声で卯月だと分かりそちらを見ると、卯月は、天童さんを睨んでいた
「まぁ、冗談はここまでにして、本題にはいるか、もちろん、中山くんが望むなら恋人になるが」
「俺は、卯月だけを愛すと決めているので、天童さんの恋人云々は遠慮させてもらいます、で本題を言ってください」
俺は、卯月を前にしてそんな、事を言う、天童さんを強く睨みながら答える
「そんな、怖い顔をするな、私が悪かった」
天童は、謝る、卯月は、俺の腕に絡み手を握る、握る力はかなりの強い
「謝罪は、受け取ります、あとサインの件は無しでお願いしますね、天童さん」
「えっ、そんなー、わたしの希望が」と椅子から落ちて四つん這いになりショックを受けていた
「さっさと、本題に入ってください先輩」
「あ、あ、そうだな」
卯月の言葉で平常心に戻る天童さん、天童さんは、浮き沈みが激しい人だと認識した、ゲームの時は、そんなに浮き沈みがなく、どちらかと言うと私に着いてこいと姉御肌だったのにだ、やはり、ゲームの世界と違うなと俺は、つくづく思った
「本題は、橘の事だ、橘は、タバコを見つかったのが主な退学の理由だがな、他校の連中と喧嘩を起こして、その後タバコが見つかった、相当荒れていて、荒れている理由は、お前たち2人だ、だから気をつけれろと言っておきたくてな」
天童さんは、俺たちを心配して、教えてくれたのだこの1面だけはさすがは、生徒会長だなとは、思うがさっきの場面を見てると残念な人にしか見えない
「それで、やはり、サインは貰えないかな?」
「ダメです」
卯月は、キッパリ断ったもちろん天童さんを睨みながら
「と、言う訳で、彼女がダメだと言ってるのでサインは、無しで」
俺と卯月は、その言葉を捨てて教室から出ると
「そんなーーーー」
と悲鳴が聞こえた
放課後に俺と卯月は、晩御飯の買い物をして帰宅しようとした時、夕方は、まだ日が沈むのが少し早く赤く染まる
俺たちは、いつも通り手を握りちょっと人通りが少ない道に入るとそこには、
「よっ、うーちゃん、いーくん待っていたよ」
そう、崇が待ち構えていた
「崇、何かようか?」
「ふん、お前のせいで僕は退学処分を受けたよ」
「それは、お前がタバコなんて吸うからだろ」
「いいや、僕がタバコ吸ってるのがバレたのはお前のせいだよ」
「何言ってる?」
バゴン
急に頭に強い衝撃が来る
「伊織ーー」
卯月が叫ぶ、俺は、どんどん意識が薄れていく
「うーちゃんこれで、僕のだ、僕を裏切ったんだ」
「崇、ちゃんと俺たちにも回してくれるだろ」
「あぁ、もちろん俺が終わったらな」
意識が薄れる中で聞こえた会話、辛うじて目がまだ見えるが赤い視界だ、そこで、卯月の顔が見えるそれは、恐怖で顔を青くして、身体が震えていた
【伊織くん、卯月ちゃんに何かあったら守ってあげてね、その力を俺が教えてあげるから】
芽衣ちゃんの父から言われた事を思い出す
「伊織くん、卯月の事を守ってあげてね、貴方じゃなきゃあの子はダメみたいだから」
卯月の母の言葉
「伊織くんになら、卯月を任せられるよ」
卯月の父の言葉
「伊織、あんた、卯月ちゃんをしっかり守ってあげなさい」
母さんの言葉
「いざと言う時は、遠慮しなくていい、殴られるだけの男になるな、やられたら倍にして返してやれ」
父の言葉
薄れていく、意識で無意識に呼び覚まされる記憶と声
その声を聞き俺は、起き上がる、身体は上手く力が入らないがそれどころではない
卯月に近づく崇達は、まだ起き上がった事に気づいてない、卯月も恐怖で俺を見えてない
俺は、崇の後ろから思い切り蹴りあげる
グニャと変な感覚があるが、崇は、泡を吹いて倒れる
崇が倒れた事に対してまだこっちを向いていない友人の顔面を殴る
崇の友人は、2人いて、パイプを持ったやつは、俺に気づくが、俺は、卯月とそいつの前に立ちはだかる
「へぇ、まだ生きてたんだ、思いっきり殴ったつもりなんだけどな、失敗した」
ヘラヘラしながら俺を見てくる
俺は、フラフラしながら
「卯月大丈夫だよ」
「伊織」
「かぁーあめぇーそんなの望んでねーんだよ」
パイプを持った男が殴りかかってくる、俺は右手のを出して何とか守る
バキっと鈍い音をならして、
もう1発殴ってくるが何とか躱すことが出来た
パコんと音を立てるその音でたまたま近くを通っていたリーマンが
「君たち何してる」
「チッ」
相手は舌打ちをして1人で逃げていく
逃げていくのを見て俺は、ついに意識を失った
目を冷めると知らない天井だった
左手には、何故か温もりを感じてそっちを見ると卯月が手を握りながら座りながら寝ていた
「あら、起きたのね」
声がかかり声がした方を見るとそこには、看護師がいた
「えっと、ここは?」
「あっ、そうか、君はね、救急車で運ばれてきたの、それで、頭をやられていてね、3日間意識が戻らなかったのよ」
「えっ、3日も」
「えぇー、彼女さんも、3日間ずっと付きっきりだったのよ、ちゃんとお礼言いなさないね、これは、お姉さんとの約束だよ」
「はい、ちゃんとお礼をいいます」
看護師は、すぐ出ていくと
卯月は、目を覚ました、
「卯月、ありがとうね」と俺は、なるべく優しく声をかける、もし、あの時、更に男性が怖くなることがあれば否定されるかもしれないと思ったから
「伊織ー」
名前を呼びながら俺に抱きついてくる卯月
涙を流しながら「ごめんなさい、ごめんなさい」と謝ってきた
「卯月、俺は、大丈夫だから、卯月を守れただから」
俺は、ほんとに守れた事を嬉しく思えた
その後、卯月は、ずっと泣きながら、俺は、慰めた、俺達の両親は俺が目が覚ましたことで病院から連絡が来たのだろう直ぐにきて、俺の心配とよくやったと褒めてくれた、卯月の両親は、感謝を伝えてくれた
右手は骨折して小説をかけない日々があった
その事件が起きたあと、崇の親は俺に謝りに来て、今までの事情を全て話すと、崇と両親は、遠くに引っ越すと言ってもう関わらないようにすると話してくれた、もちろん、裁判沙汰の話だったが両親に免じてなしにしてあげた、もちろん、次、あったら裁判沙汰に躊躇はしないと話わ通した、相手もそれを承諾した
事件が起きて、10年と月日が立ち俺は、25歳になった
25歳で妻と子持ち
妻はもちろん卯月だ中山 卯月と名乗っており、幼稚園の先生をやっている
子供は一人娘がおり、中山 絵里香は、3歳で卯月がいる幼稚園に通っている、
俺は、小説以外にも、父のゲーム会社でシナリオライターもやり日々を過ごす
結婚届けは、高校を卒業と共に2人で出しにいった
そして、今、絵里香の事もだいぶ落ち着いたので結婚式を挙げた
「それでは、新郎新婦のご入場です」
パチパチパチ
「健やかな時も病める時も喜びの時も悲しみの時も富めるときも貧しい時も〜」と牧師の言葉をきて
「私、中山伊織は、妻、中山卯月を今までもこれからも愛す事を誓います」
「私、中山卯月は、夫、中山伊織を今までもこれからも支え愛す事を誓います」
「では、誓のキス」
俺と卯月は、大勢がいる前でキスをする
パチパチパチと拍手が飛んで来たあと、娘と両母親が花束を持って近づいてきた
「パパ、ママ、おめでとう」と言って絵里香は、俺と卯月に花束を渡したあと俺達の頬にキスをした
その写真は、今でも飾ってある、これは、エロゲの世界に転生したら主人公の友人の物語である