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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

だれかひろってください

作者: 神城クリス

 私は自分の娘の行動が理解できないことがしばしばある。


 今日、娘が誰か拾ってくださいと書かれたダンボール箱を拾って帰ってきた。


 まだ幼い娘の事だ。していい事と悪いことの区別はまだまだ難しいところがある。


 道に落ちているものを勝手に拾ってくるのは良くないことだ。


 余談だがうちの物件はペット不可である。


 それはともかく勝手に拾って来たことを注意すると娘はこう言ってきた。



「あのね、ネコさんが入ったダンボールばこにね、ひろってくださいってかいてあったの。


 だからね、わたしね、ひろわないとダメなんだなっておもってひろってかえってきたんたよ。ダメ、だった?」


 目を潤ませながら私のことを見つめる娘。


 ああ我が娘よ、そのネコさんはどこにやった。

 空のダンボール箱を持ったまま立っている娘に問いかける。


 うちペットふかだからおいてきた

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― 新着の感想 ―
[一言] 可愛らしい! 猫を捨ててきたという点で、残酷描写扱いなのでしょうか。
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