8話「出会い」
8話ですお楽しみください。
家の制作から1週間経った。
[創造]でご飯を出して食べたり森や山に出て何か食えるものを探したりして木苺なんかを見つけてそれをジャムにしたりとかした。そんなこんなで今日も森を探検して食材を探す予定である。
柊木「良し!森に行きますか!」
こうして森の中に入って行った。
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1時間後
美味しそうな果実などをもいで食べたりしながら森を歩いていた。
柊木「あー旨いなぁ。お!川じゃん!」
小さな川と言うか沢のような所についた。手に持ってる果実の皮などは土の上に捨てて小川に近づいた。
(ポイ捨てみたいだなぁ。皮が腐って自然になる。だから大丈夫なはずだ。そうだそうであって欲しい。)
理性で罪悪感を打ち消しつつ。
柊木「綺麗だなぁ。そうだ!ここで昼飯を食おう。」
小さな小川にある座れるくらいの大きさの岩に座って弁当箱を開けた。
柊木「サンドイッチ旨そう。」
これはただの弁当箱では無い。食べたい物が出てくる不思議な弁当箱だ。ウィンドウを弄ってたら見つけてすぐに出した。
柊木「いただきま・・・ん?あれは犬と言うより狼?それも子供っぽいな。」
狼の方に近づいていく。
柊木「え?は?うわっきっつ!なんだ!これは」
木に隠れて見えていなかったのか。親っぽい狼が倒れていた。急いで触ったがとても冷たくあまり体についてわからない自分でも死んでいると分かるほどの状態になっていた。
柊木「[解析]やっぱりもう死んでいるのか・・・お前がここまで導いたのか?子供の狼。」
これから1匹でしかも子供で自然を生きるのはとてもキツイだろう。最近自分も自然を探検するだけだと飽き始めてしまって何か仲間が欲しいそう思って居た頃である。
柊木「一緒に来ないか?子供の狼・・・いや、フォン。」
友と言う意味の英語のfriendのFと絆や縁と言う意味のbondのOと二つの単語に共通してあるNから取ってフォンと言う名前を付けた。この名前を気に入ったのかわからないがキャン!と返事をくれた。
柊木「良し。じゃあ一緒に帰るか。フォン。」
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1時間後
フォンの親の狼を埋葬するための墓を家の近くに創りそこに[収納]で保管して持って帰った遺体を埋葬した。
柊木「ちゃんと成仏出来ますようにっと。」
墓の前で手を合わせて祈った。隣でフォンもお座りをしている。
柊木「あっそうだ!昼飯食って無かった。サンドイッチだったな。フォンと一緒に食うか。」
そしてフォンと一緒にベランダに行ったのだった。
この世界の動物の内臓は地球の生物に比べたら結構強い内臓を持っています。
[解析]相手の情報を見れる。
死ぬと魂は魂の核と魔素に分離し魂の核はその場にとどまり魔素は周囲に拡散する
なんか最近OSさん出番無いな・・・出番増やしてこ。