15話「神の欠片と異常」
ウオオオオアアアアアアアアアアアデータ消えたァァァァァ。
数ヶ月空き出来てる・・・
いろいろな人の作品読み漁ったりもう一度読んだりしてた。
ダンジョンから戻って数日が経った。
そして、久しぶりに日村が来た。しかも結構早い時間に、早い時間と言うと朝9時くらいだろう。だから、ダンジョンに行かせて力でも与えるには絶好のチャンスだ。準備も終わっているのですぐに行けるだろう。
ダインの最近の話を一通り聞いたところで、ダインに最近の事を聞かれた。ここでダンジョンに誘導しよう。
ダイン「そっちは最近どう?」
ライロ「記憶が戻った」
ダイン「え?もう一度言って?」
ライロ「記憶が戻って、近くに面白い場所があることを思い出した」
ダイン「えええええええええ!」
ライロ「てことで、行ってみないか?近いしフォンに守ってもらえば直ぐに行けるよ」
ダイン「う うん。わかった。行こう」
こうして半ば強引にダンジョンに移動したのだった。
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ダイン(日村飛鳥)視点
ライロの言う面白い場所に行くことになった。子供の足で30分ほどでその場所に着いた。道のりはフォンのお陰で魔物に遭遇せずにすんだ。
ライロ「着いたな。」
そこは古そうな洞穴であった。そして、ライロが近付くと洞穴の壁が開き大人10人ほどが入りそうな。まるでエレベーターのような形をした建造物が現れた。そして、ライロが言った。
ライロ「入ってみようぜ」
ダイン「あ うん。わかった」
ライロが言うので入ってみた。するとガシャンと音を出し扉が閉じた。そして、エレベーターが下がり始めた。
ライロ「うわ!?なんだ今の感じ!」
下がり始めた時の浮遊感にライロは驚いたようだ。そして、数十秒後エレベーターが止まり扉が開いた。扉の先には台座に閉じた状態で置かれた古そうな大きい本とその奥に一目見るだけで自らの根源を感じる数メートルほどの真球と水晶があった。
ダイン「わあぁ。」
思わず声が出てしまうほどの空間であった。そして、本に[鑑定]を使った。
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[神の大魔法図書館]
説明
全ての魔法が載っている本。
新しい魔法も随時追加される。
触れると[神の欠片]を得る本。
創造神の使うシステムに干渉出来るようになる。この欠片は魔法に関する干渉が出来るようになる。本と同様の効果も得られる。
[神の欠片]を3つ以上集めると[神格]を得る事が出来る。
神に至りたくば[神の欠片]を集めよ。
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創造神とは柊木の事らしいかな?等と考えつつ本に触れた。しかしあまり変わらない気がする。一応自分にも鑑定をする。
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ダイン(日村 飛鳥)
性別 男
通常スキル
[器用][学習加速][鑑定][剣術Ⅰ][弓術Ⅰ][解体Ⅰ]
魔法スキル
【全属性】【ケSX8:/あ!@】
特殊スキル
[神の欠片:魔法]【魔法システム干渉】
称号スキル
[異世界転生者][創造神と邂逅した者][神を目指す者][歩く魔法図書館]
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かなりヤバイスキルばかりあるし、しかも文字化けスキルとか怖すぎる。もう見なかった事にしよう。
当然ライロも触っていたがフォンにも触らせていた。
ライロ「もう何も面白そうな物は無さそう。帰るか。」
そう言って帰る事にした。
ライロ「そうだ!魔法使えばすぐに移動出来るんじゃないか?」
ダイン「それで帰ろう。」
そして、ライロはフォンを左手で抱え右手で手を繋いだ。
ライロ「じゃ行くぞ。【テレポート】」
遺跡のような壁から見覚えのある家の前に移動していた。そして、少しだけよろめいてしまったが踏ん張り倒れずにすんだ。今は11時ほどだと明るさで分かった。
違った事が一つだけ。本当に一つだけ。だが明確に決定的に一つだけが違った。
空を舞う黒い煙少し離れてても聞こえる絶叫の数々。
ライロ「【テレポート】なんだこれは。」
ライロも異変に気が付いたのか。すぐに腕を掴み【テレポート】を発動させたようだ。
【テレポート】のよろめきを踏ん張り耐えた。移動した場所は自分の家の側だった。
ヒスカ「ダイン!早く逃げるわよ。」
ダイン「え?お父さんは?」
???「ここに居るぞ。」
父のガインだ。町で狩りが上手いと言われているらしい。
ガイン「あれは化け物だ。勝ち目は無い。逃げるぞ。」
そう言って腕を引っ張る。
ライロ「俺は原因を見てくるわ。」
と言って行ってしまった。
これが最後にライロを見た姿だった。
いやぁなんと急展開恐ろしくなって来ました。この異常にどうやって対処するんでしょうか?柊木君は。
気長に更新しますわ。




