表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
慟哭の時  作者: レクフル
第1章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

40/363

淡く緑に光る街


淡く緑の暖かい光が、街全体を包み込む。



それに触れた者は、1人、2人と意識を失うようにゆっくりと倒れこむ。



まるで、暖かく柔らかな木漏れ日に抱かれるような、そんな感覚に陥るように。



幸せそうな顔をしながら 眠るように。



街にいる人達が、ゆっくりと意識を失ってゆく。






「レクス……」



溢れ出す涙を止める事もできず、ただレクスを抱き締める。



私が



私がこの街に来たから



こんなに人と関わったから



だからレクスが……



そう思っても、レクスは目を覚まさない



レクスを抱き上げ、歩き出す。



そのまま街の外に出る。



ダンジョンからの帰りか、冒険者達が通りすぎ、レクスと私を見て驚く。



声をかけられても、見向きもせずに進んでゆく。



冒険者達は驚きながら、一旦街へ帰ろうと門をくぐると、光に包まれ皆倒れこんだ。



暫く歩き、森にある一番大きくて長寿の樹木の元にやって来た。



そこにレクスを横たわらせる。



その時、


「アッシュ?!どうしたんだ?」


クオーツが私を見つけて、それからレクスを見て驚く。


「何があった?!アッシュ!」


そう言って私の肩を掴む。


クオーツの頬に、そっと左手を置く。


クオーツが目眩をおこし、よろめく。


少しして頭を振って、意識がはっきりしだしたクオーツは、私を無視して何事も無かったかの様に街へ戻っていった。




私の事は忘れた方が良い。




優しい人達が




もうこれ以上 苦しまないように……





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=849298090&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ