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慟哭の時  作者: レクフル
第1章

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レクス達の事情 4


何とかやり過ごし、一旦農家の人には帰って貰えた。


でも、「また来るからな!」って言って、今は仕方なく帰ったって感じだった。


アイツらは隅で抱き合って震えてた。


大人の、こんな嫌な罵る姿を見たら、子供じゃなくても怖くなる。


フェルが俺の所にきて


「ごめんよ、ごめん!レクス兄ちゃん!俺、俺シスターが元気になったのが嬉しくて!」


「……何があったの?」


隅で震えてるエミー達を抱きしめて、シスターは優しく聞く。


「俺達が皆嬉しそうにしてたから、農家の人達が、どうした、今日はやけに元気だなって。」


「それで?」


イライラしながらフェルに聞く。


「俺、シスターが元気になったこと、言ったんだ。農家の人も、シスターが長い間病気だから良かったなって言ってくれてっ!」


段々涙声になりながら、フェルは続ける。


「それでっ!う、嬉しくなって!昨日見たこと、つい言っちゃったんだっ!うぅっ……!」


涙で声を詰まらせながら


「ごめ、ごめんなさい、こ、こんな、ことになる、って、思わなぐっでっー」


フェルがグズグズに泣き出す。


シスターが、泣いているエミーを抱き上げながらフェルのそばまで行き、フェルも一緒に抱きしめる。


「ふぅー……」


俺は何も言えずに、深いため息が出るだけだった。


さっきまでの、楽しくて、嬉しかった気持ちが一瞬でどこかに行ってしまう。





アッシュ……





アッシュ……





俺 どうしよう……








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