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慟哭の時  作者: レクフル
第1章

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真っ暗な夜




情報を得てから、少し雑談と言うものをした。


殆どがクオーツの武勇伝を聞くに至ったが、私にはそれも楽しく思えたものだ。


それから程なくして、クオーツの分の食事代も合わせて支払いをし、店を出て広場へ歩いて行く。




晴れていたのに星がなく、暗い夜。




その現象には心あたりがある。


空にある星。

星は至るところに点在しているが、一際大きな星同士が重なるとき、なぜそうなるかは分からないが、空から光が無くなる。


その時は、いつもより魔素と言うものが多くなる。

魔素とは、至るところに存在する、自然界の魔力だ。


魔素を取り込んで魔法を使うのは、魔物と言われる存在が殆どで、人間ではなかなか魔素は取り込めない。

魔物以外では、精霊やエルフと言った類いの者達も、魔素を使う様だが。


人間で魔力が少ない者は、魔素の力を借りることが出来ず、剣士等、魔力を使わない職業に就く者が多い。



その星同士が重なる現象は、天気を読む時に母から教わった。

星の動きを見て、その現象を読む事が出来ると言うことも教わった。




広場のベンチに腰を下ろす。


それから空を見上げた。


星の位置を確認する。




……大体分かった。




4日後、その現象はおきる。



   

だからこれは強く反応したのか。




この場所に呼ばれる様に、私はここに来たんだな。














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