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慟哭の時  作者: レクフル
第4章

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空間移動


西に向かう。



ディナと契約した事によって得た新たな力、空間に歪みを作り出し、この場所の空間と、他の場所の空間を繋げる力。


これによって、空間移動が可能になった。


ただ、目的の場所の大体の距離と、具体的なイメージがないと、この能力は使えない。


だから基本的には、行ったことのある場所の移動と言う事になる。


それでも、この力は凄い。


何日も、何ヵ月もかかる道程が、一瞬にして移動出来るようになる。


とんでもない力だ。


早速使ってみることにする。 




今いる場所から、目的地とする場所を思い浮かべる。




慣れ親しんだ森がある。


森を抜けていくと、門が見える。


門を通って、薔薇園を暫く歩いていく。


薔薇園には、庭師が薔薇の剪定をしている。


その先の方へと進んだ先にある、俺のお気に入りの場所。


大きなチュペロの木の下にある、ゆったりとしたベンチ。


一階にある部屋のベランダからもその場所に行け、そこで寛ぐのが好きだ。


そう考えていると、目の前の景色が歪んで見え出した。


その歪みに入って行くと、そこは思い描いていた、チュペロの木があった。


周りを確認すると、もう歪みは消えていた。


初めての感覚に、暫く佇んでいる俺の後ろから声が聞こえた。



「リドディルク様!いつの間にお帰りになったんですか?!」


「コルネールか。今帰って来たところだ。」


「皆さん、お探しになられていたんですよ!どちらに行かれていらっしゃったんですか?!」


「俺が出掛けて何日も戻ってこないのはいつもの事だろう?なぜ探す必要がある?」


「やはり、何もご存知ないのですね。」


「何かあったのか?」



それから執事のコルネールに、父親から後継ぎとして指名された事を知らされた。



「俺は後を継ぐつもりはないぞ?」


「何を仰いますか!リドディルク様!こんな光栄なことはありませんぞ!」


「継承順位が低い俺が継ぐ意味が分からん。」


「リドディルク様が優秀でおいでですから!」


「世辞はよせ。コルネール。」


「とんでもない事でございます!」



何とか説得しようとしているコルネールを後に、自分の部屋に帰る。



ソファーに座り、首にある首飾りを触る。



先に淡いピンクの石がついているだけの、簡素な作りの首飾り。


これは昔、リーザが俺に渡した物だ。


俺がすぐにどこかへ行ってしまうので、その首飾りを渡されたのだ。


リーザが亡くなってから俺が持っていたのを、アシュリーに渡した。



本当なら離れたく無かった。



こんなに心惹かれる人に逢えるなんて、思ってもいなかった。



初めて会った時から、彼女の事が忘れられない。



こんなに焦がれる気持ちになったのは、アシュリーが初めてだったんだ。







何とか100話まで書けました!


三日坊主になりがちな私でしたが、こんなにずっと続けて書いていけるのも、読んで下さってる方々がいて下さるからです!


これからも頑張って書いていきますので、応援して頂けると嬉しいです!


よろしくお願い致します<(_ _*)>

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