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戦場のラグナロク  作者: 荒家 守
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序章 大統領の言葉

 ......あれは今から13年前のこと、2048年の話だ。

 地球に突如として現れた二つの隕石、我々は「ジャイアント・インパクト」にちなみ「ダブル・インパクト」とよんでいる。その二つの隕石は地球の二つの極、つまり北極と南極を目指して飛来してきたのだ。もちろん地球上は大混乱になった。各国が協力をして食い止めようとしたが何も意味をなさなかった。せめて地球が破壊されなかった時に備えて巨大なシェルター施設が建設され始めたが遅かった。その時全人類は自らの死に恐怖し、運命を憎んだのだろう。しかし現在、人間という種族の文明は終了していない。なぜかというのは皆さんが知っての通りだ。そうあらわれたのだよ、人間という枠組みを超え神々の叡智を振るいし者。


「ミュータント」が......


  彼らは我々には使えない「力」を使える。あれこそが叡智(サイキック)だろう。二つの隕石に立ち向かった4人のミュータントは見事に隕石を破壊してくれた。氷の融解までは止められなかったようだがそれでもギリギリまで食い止めてくれた。我々はその貴重な時間を使いなんとか生き残れるようになった。そして今ミュータントは我々と共に生活している。なんと素晴らしいことか、地球を救った英雄たちと暮らせているのだ。感謝しようではないか。犠牲になった憐れな奴らに変わって……



  NewYork.Times.の第49代U.S.A.大統領 ルーク・ブリントンへの取材記事

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