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 白い壁が囲む一室で長机を挟んで6人の美しい人間たちが会話を交わしていた。


「ミカエルが天王から命を受けたらしいが、大丈夫なのだろうか」

「無理ですよ」


 藤紫の髪を持つ男が口に手を当て思案していると、その前に座る金髪の少年が不機嫌そうにそっぽを向いたまま答える。


「あ、でも天王様が直接選んだんですし心配することも……」

「心配なんかしてないけど。口挟まないでくださいよ似てる名前さん」

「あ、はい……すみません」


 少年の隣に座る同じ年ぐらいのオレンジ色の髪の少女は謝り俯いた。


「サマエル、少し言い方がきついのではないですか? それにサリエルを呼んだのはあなたでしょう」

「……ごめんなさい」


 サマエルと呼ばれた少年は少女――サリエルの前に座るローズピンクの長髪をサイドで結う男に謝った。


「ふふ、ミカエルはああ見えてしっかりしているから大丈夫さ。とりあえず僕たちは与えられている仕事をこなそうじゃないか」

「そうだな。では始めるのだ」

「分かった。ではこれを配ろう。……いや、こっちか? あれ、どれだ?」


 下手に座るミントグリーンの美しい髪を持った男が言い、その前に座っていた男が立ち上がり持っていた白の紙を配ろうとしたが何枚もある紙で、どれを配ればいいのかが分からなくなっていて慌ただしく紙を見比べていた。

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