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淡い理想

リアルが落ち着いているうちに更新


最近はテスト勉強とかでまともなヒーロー活動できてなかったから上手く体を動かせるか心配だけど、まあ感覚でどうにかなるか!



カァァン!!



そんなことを考えているうちに開戦の音が鳴り響く。



まずは相手の祝福を観察しないとね。


 祝福《叡智を深める者》を使用

内容:漫画【天才先生たちの更生術!!】から引用


スキル使用〈観察ノート〉


――――――――――――――――――――――

個人名:坂本半蔵

祝福:《炎鬼》《氷鬼》

使用可能魔法:炎、氷、風、土、速度強化

《炎鬼》

自身の筋力、脚力を常に大幅に上昇

使用武器に永続的に炎を纏わせる

炎魔法の威力が倍増、炎魔法の必要魔力を半減

武器または右手で相手を触れた際対象を燃焼状態にする

スキル〈焔化〉〈業火〉を使用可能


《氷鬼》

自身に常に硬化、魔硬状態を付与

使用防具に永続的に氷を纏わせる

氷魔法の威力が倍増、氷魔法の必要魔力を半減

武器または左手で相手を触れた際対象を氷結状態にする

スキル〈凍化〉〈氷静〉を使用可能

――――――――――――――――――――――



本当に強い人なんだこの人、ノートにこんな書いたの久しぶりだ。



「なんやねんそのメモ、俺の炎で燃やしたるわ!」

「ちょっと!危ないって!せっかく書いたのに」

「バトル中にメモ書きなんてNo.1ヒーローは悠長やなぁ、お遊びやとしか思っとらんのか?」

「そんなことないよ!これも必要なこと!!」

「ほーんそうか、まあええわ、スキル〈業火〉!!」

「炎で逃げ道を塞ぐ系のスキル...なら!」

「残念やったなぁ、俺のスキルの〈業火〉の火は水では消せんのや!さらに行くで![ファイヤーリード]」



まずい……けど、怖くない。

これくらいの炎なら、体が先に動く。



「強引にでてきおった!そんなことするやつおるんか!!」

「まあヒーロー活動は火事の所を助けることもあるしね!次はこっちのターンだよ!」



スキル〈偉人の逸話(レジェンダリータイム)



「な……ん……や……こ……れ……」


声が、途中で空気に溶けた。

半蔵の動きだけが、世界から置き去りにされる。



更に攻めに転じるなら...


 祝福 《ゲームマスター》を使用


「ゲームモード変更!!カードゲーム!!」


デッキは自己強化一発屋でしょ!


「[筋力増強(マッスルボディ)]を3枚使用![一発強化(ネクストフィスト)]を2枚使用![怒り]を一枚使用!ラスト[一発勝負]...これで終わりだ!!」



カァァン!!



「勝負あり!勝者中越隼人!」



「やったぜ!...あれ、おーい」

「隼人その子気絶してるよー」

「お!総一郎!来てたのか」

「あんなに激しく戦ってたらさーみんな急いでくるでしょー」

「そんなに激しかった?バトル時間的にも長く戦ってたわけじゃないじゃん?」

「いやいや〜最後の一発が校舎のほぼ全部に響いてたよー?」

「まじかよそんな強くしたつもりなかったのに」

「いやいやあんなに強化カード使ってるの久しぶりに見ましたよ」

「あ、海斗!どうだ最初から見ててすごかっただろ?」

「すごいはすごいですけど流石にやりすぎなんじゃないですか?早く回復魔法使ってください」

「まだ[一発勝負]の反動で魔法使えないよ!それにしてもさーもっと褒めてくれったいいのに!」





「...っは!なんや俺は負けたんか?」

「お〜やっと起きた!ごめんね?やりすぎちゃったみたい」

「おい!俺はどれくらい寝てたんや!もう部活のみんなおらんやないか!」

「んー2時間ぐらい?回復魔法何回も使ったんだけど全然起きなくてびっくりしたよ!」

「2時間て...まあええわ負けたんやからしゃーないわ...あーそやすまんな!ヒーロー気取りとか言って、実力はほんまもんってこと体験したわ!」

「ありがとね!半蔵もめっちゃ強かったけどね!」

「なんや嫌味か?笑、俺じゃあ手も足もでんかったってのに強かったて...まあでも覚えとけ隼人!卒業するまでに一回は負かしたるわ!!」

「そっか!楽しみにしとくね!!」



ライバルはバトル終わると友達に、そんな俳句がどっかの漫画に載ってたなぁ...まあ今日も楽しい1日だった!!



部活とは、みんなで高め合う場所。

少なくとも――今、ここではそうだった。


一生孤独なんて、考えられない。

そう思えたこと自体が、

ぼくにとっては、淡い理想だった。

祝福説明

《叡智を深める者》

この祝福を受けた時多種多様な選択肢から一つのカテゴリを選び、選んだカテゴリと同じようなスキルが使える、更にそのカテゴリに詳しくなればなるほど使えるスキルが多くなる。例えば機械のカテゴリを選んだとすれば、機械の構造について詳しくなると、周りにある機械を体に纏わせたり、即興でタレットなどを作ったりできる。隼人が選んだカテゴリはアニメ・漫画であり、漫画やアニメキャラの技をほぼコピーすることができる。


《ゲームマスター》

ゲームカテゴリをバトル中に自由に変えることができる。ターン制バトルやMMO、タイクーンなどその種類は現在あるゲームカテゴリ全てである。


でてきた漫画について

【天才先生たちの更生術!!】

学校にいる様々な不良たちを先生があの手この手で更生させるギャグバトル漫画、中高生に人気であり、学生たちは漫画で先生たちが使う能力を魔法やスキルで再現することが流行っている。


スキル説明

偉人の逸話(レジェンダリータイム)

対象の体感時間を一時的に遅くするスキル。倍率は3倍


〈観察ノート〉

書く物と書ける物がないと使えない。使用すると対象の名前と祝福、使える魔法を書き出す。


〈カードゲーム〉

事前に作ったデッキから一つ選び戦う、自己強化一発屋は名前の通り強化をめっちゃして一発強い一撃を入れるデッキ、他にも集団攻撃デッキや連打コンボデッキなどもある。


〈業火〉

対象の周りに火を出し逃げ場をなくし、更にその火はじわじわと対象へと向かう。〈業火〉の火は何をしても消えることはない。


魔法説明

[ファイヤーリード]

火を紐状にだし対象を縛ることのできる魔法


筋力増強(マッスルボディ)

自身の筋力を一時的に上げる。倍率は2倍


一発強化(ネクストフィスト)

次の物理攻撃の威力を上げる。倍率は3倍


[怒り]

自身を怒り状態にする。※怒り状態中は物理攻撃しかできないがその代わり物理攻撃の威力が1.5倍になる


[一発勝負]

利き手にバフを掛けて攻撃する。この魔法を使った後30分間はスキルや魔法が使えなくなる。バフの倍率は5倍

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