ジュラシックパ◯ク
君は真実を知(略)
「ねえねえ好子さん、ちょっと話聞いてもらっていいですか?」
「なになに照夫くん?聞かせて聞かせて」
「ジュラシックパ◯クって見たことあります?」
「現代で恐竜が大暴れするやつでしょう?」
「そうそう。恐竜が生きている時代は地質学的な区分で中生代という時代で、ちなみに今は新生代ですね」
「ふむふむ」
「中生代は大きく3つに分けられていて、現代に近い方から白亜紀、ジュラ紀、三畳紀に分かれてるんですよね」
「ふむふむ」
「つまりジュラシックパ◯クって、ジュラ紀の庭園とかジュラ紀の公園っていう意味なんですよ。ちなみに一番印象に残った恐竜って何ですか?」
「やっぱりティラノサウルスよね。車ひっくり返して襲いかかったり、博物館みたいなところで他の恐竜咥えてブンブン振り回したりして」
「実はティラノサウルスはジュラ紀じゃなくて白亜紀の恐竜なんですよね」
「……」
「で調べてみたんですけど、映画に出ていた全恐竜28種類のうち三畳紀の恐竜が3種類で、ジュラ紀の恐竜が9種類」
「……」
「そして白亜紀の恐竜が最多の16種類!」
「……」
「タイトルをジュラシックパ◯クじゃなくって白亜シックパークにした方が良いと思うんですけど、どう思います?」
「どうでもええわっ!あと話が長い!」
恐竜の種類については一応調べてみたんですけれども間違ってるかもしれません。
この話をしたら真面目な顔で「でもジュラシックパ◯クって耳に馴染んでるんだよね〜」と言われました……