B級相当の強さ 中編
先日、初めて感想を頂きました、大変うれしく思います。
あぁ、認証欲求が満たされていくのをヒシヒシと感じます。
今後も頑張って続けたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。
長々と失礼いたしました、では本編の方へ。
どうも、こんばんは、壁のシミと言うか、埋って現代アートになった朱莉です。
えぇ~だってさぁ~、尻尾を槍で地面に縫い付けたんだよ?。
ゲームだったら行動制限出るか、尻尾使えなくなるでしょ?。
バリバリ動くじゃん、尻尾使えてるじゃん。奇怪しくない?。
挙句に壁に埋って現代アートって、一番槍を務めたのに出オチって・・・、
今からでも帰ってしまいましょうか・・・。
でもここまで来たしなぁ・・・、もうちょっと頑張ってみようかな。
そう、前向きに行こう、前向きに、怪我はしても痛く無いんだし。
壁に埋るぐらい叩きつけられて分かったのが、
魔法少女も魔獣と同じで魔力の籠った攻撃じゃないと重症化しにくい
と、言う点ですね。
壁が砕けてしまう程の、勢いがある振り回しであっても、
大したダメージは無いですが、同じ力で殴られれば危なかったかもしれませんね。
現代アートから抜け出すのは簡単ですが、どうやって戦った物でしょうか。
あの手のボスは腹が弱点ですが、アレは傍目から見て分かるほどの装甲ですし。
う~ん、チクチクと攻撃するしかないですかね?、幸い攻撃は通りそうですし。
そうと決まれば早速行動しますか。
よい…しょっと、あ。
抜け出すまでは良かったですが、埋っていたのはビルの外壁な訳でして、
抜けた勢いそのまま地面にベチャっと倒れてしまいました。
今の私はさぞかし滑稽でしょう、潰れたカエルの様に倒れたのですから。
ホントに帰ろうかな。…カエルだけに。面白く無いですね。自分の事なら尚更。
帰るにしても戦うにしても倒れていても仕方が無いですね、起きますか。
起き上がった頃には魔獣は魔法少女たちの一斉砲火を浴びていました。
おぉ~、こうして見ると綺麗ですね。
飛ぶ斬撃に炎に雷、レーザー?にファンシーなハートが飛んで爆発しています。
最後のはおかしくないですか?、ハートが爆発しましたよ!?
緑の服着た勇者もビックリですよ!?
攻撃の元を辿ると、雷は巫女服、火球は魔女、ハートはニチアサ魔法少女で、
斬撃は黒セーラー、レーザーが白い騎士服の人ですね。
着ぐるみパジャマと、三角帽子とシスターは特に動いていないですね。
暇なのかな?
アクション映画並みに凄い光景ですが、魔獣はピンピンしてますね、
なんででしょうか?、魔法カット率が高いのかな?。
でも、バリバリ物理カットも高そうですが…。
ですが事実、私の攻撃は効いたのでこのまま押し切りますか。
私は魔獣に駆け足で近づき、魔法少女の攻撃を掻い潜りながら槍で斬りつけた。
浅いですね。
見た目通りの物理カットはあるみたいですが、力を籠めれば行けるでしょうが。
「貴様ァ!死にたいのか!!」
黒セーラーの魔法少女が声を荒げながら言う。
死ぬ気はさらさら無いですよ、むしろアナタに斬り殺されそうな気がしますよ。
「ふむ、君が…。尾に攻撃を入れたのは君だね?、
私が動きを止める、その間に一撃いれてくれないか?」
突如、横から三角帽子の魔法少女がそんな提案をして来る。
動きを止める?一斉砲火を受けて平然としている魔獣を?ていうか誰ですか?
「おや?、答えてくれないのかい?。
まぁ良い。奴に攻撃出来る者に話を振るだけだからね。」
はぁ…ん?、もしかして煽られてるんですか私?、えぇ~っと。
「・・・、為すべき事を為す。」
いえぇ~い!、この言葉は最近になって、
一度は言いたいセリフランキングに入った言葉なんです!。
魔獣を倒して私腹を肥やすのは私の為すべき事ですからね、
何も間違いはありません、ありませんったらありません。
槍を構えなおし、再度突撃しましたが、奇襲は出来ませんでした、
私が脅威足りえると認識したのか、魔獣は私を睨みつけています。
魔獣が太く鋭い棘と爪のある腕で薙ぎ払い、
私はそれを這うような低姿勢で躱し、
追撃で魔獣は逆の腕で叩き潰さんと腕を振り下ろし、
私は低姿勢のまま地面を蹴り横に転がる。
魔獣が更に追撃し、体を回し尾を振り回し、
私は跳躍し、錐揉み回転しながら槍の穂先を背中の甲羅に叩きつけた。
―――Gyaaaa!!!!
魔獣が短く咆え、前転する様に尾を叩きつけて来た。
私は槍で弾くが、着地直後で力が乗らず棘が体のあちこちを掠める。
危なかったですね、巨体の割に運動性能があるってズルですよ、ズル。
おかげで全身血まみれです。
「回復します!、一度引いて下さい!!」
シスター服の魔法少女が声をかけてきた。
遠距離回復技は無いんですか?それに回復するほどでも無いですよ?
なにより、引く事をコレが許すと思えません。却下です。
「・・・、要らない、まだ戦える。」
返事をすると、シスターもその他の魔法少女も何か言っていますが、
コイツを前にあまり気を抜けないから無視です。
甲羅は特に装甲が厚いのか、中には大してダメージが行っていないと思うので、
私もうかうかしてたらヤられてしまいますね。
また腕を振り下ろして来たので、魔獣に近づく様に身体を捻るに攻撃を避け、
捻った勢いそのまま半回転し石突側で魔獣の目を突く。
だが魔獣は瞼の様な装甲を閉じる事でコレを防ぐ。
回し蹴りならぬ回し突きが綺麗に決まったと思ったんですが…、
見た目は恐竜、つまり爬虫類っぽいのに瞼あったんですね。
魔獣は目と鼻の先に居る私を喰らおうと噛みついて来るが、
その口にファンシーなハートが飛んでいき爆発した。
「アナタ、大丈夫?!今、助けてあげるからね!!」
ニチアサ魔法少女がそんな惚けた事を抜かしました。
全身血まみれの人に大丈夫?って、アナタの目の方が大丈夫ですか?もしくは頭。
それに、避けようはありましたし、アナタの爆撃の方がよっぽど危ないですよ。
「・・・、救援不要。」
私は手短に返答し、魔獣に攻撃を続けました。
魔獣が腕を振り下ろし、薙ぎ払う時は細かく避けて、隙をみて攻撃、
身体を動かした時は大きく避け、尾を警戒する。
魔獣の全身に大小様々な傷が増え、それと同じくらい私も血塗れ傷塗れです。
ようやく魔獣が怯み、大きな隙を見せたので、
致命的な一撃を入れようと槍を振るうと血で槍が滑り、かすり傷すら付けれない、
何とも頼りない攻撃になってしまいました。
呆気に取られた私を魔獣が体をコンパクトに振り、
警戒していた尾が私の胴にモロに当たって棘が刺さり、
そのまま地面を引き回され、勢いそのままに壁に叩きつけられた。
執筆中に思いついたあとがきは本文に一旦書いて、
後であとがきにコピペするという方法を学びました。
補足① 他の魔法少女が何もしていない訳ではないですよ。
補足② 本回にて甲羅に入れた攻撃は、獅子の魔獣ならワンパンで死んでます。




