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魔法少女スカーレッド  作者: ブラウン
第一章
13/49

【SIDE 真帆&芙弓&仄+??】東区最強の…

【SIDE 真帆&芙弓&仄】




「う~ん…。」


「どうしたの?真帆ちゃん。」


「あれから3日経つのに何も分からないままだなぁ~、って」


「ん~、それは例の紅い奴っスか?」



紅い魔法少女らしき人物と再会してから3日、初めて会ってから5日経つ、

その間も千裕主任は色々と調べているものの、成果は得られていないらしい。



「まぁ、そうだろうとは思うっスよ~?。」


「仄ちゃん何か知ってるの?」


「知ってるって言うか、あの速さっスから、近くの監視カメラとか調べても

 アリバイなんて、在って無い様な物じゃないっスか?」


「「あ~、なるほど。」」



魔法少女は魔獣に対抗する()()として政府が躍起になって集めているため。

野良の魔法少女を見つけた時に、捜索するための捜査関係事項照会書を発行し、

魔法少女を見つけるに至った事例もアリはするものの。

長い時間を要し、尚且つ対象の魔法少女が目立ちたがりだった事もある。



「あの紅いのが目立ちたがり屋とは思えないッスから、

 なおさら見つけにくいと思うっスよ~。」


「でしょうねぇ~、そもそも魔法少女なのかも怪しいし~。」


「あの人の《戦う理由》って何なんだろ…。」


「動画で見たっスけど、魔獣を倒した後の()()も気になるっスね。」


「私はあまり良い物とも良い人とも思えないなぁ~。」


「芙弓ちゃんはヤられちゃったっスもんね~?。」


「うるさいですよ~、不知火(しらぬい)先輩。」


「ゴメンっス、その呼び方は距離感感じるんで止めて欲しいっス。」



不知火 仄(イグニス)は真帆と芙弓の同級生の様に振舞うが、

その実、学年は一つ上で中学三年生になる。



「そういえば、不知火先輩は何処に進学するんですか~?。」


「ゴメンって芙弓ちゃん、何時もみたいに(ほのか)って呼んでよ~。」


「あんまりイジワルしちゃ駄目ですよ芙弓ちゃん。」


「は~い、ごめんね~。仄ちゃんは何処に進学するんですか~?」


「まぁ、普通に近所の高校に行くつもりっスね。」


「え~、面白みがないですよ~それじゃ~。」


「勝手に人の進学に面白みを求めないで欲しいっスね。

 アタシにだってやる事があるんスから。」


「やる事って一体何ですか?。」「まさか恋とかですか~?」


「まさかって何スか、まさかって。

 今は夜には、里っちゃん先輩しか居ないっスから、その手伝いっスよ。」


「りっちゃん先輩…ですか?」「知らない人ですね~。」


「アレ?、会ったことなかったっけ?、ウチ(東区)に所属してる夜勤の人っスよ?

 こう…、見た目はちょっと派手な感じの…。」


「見た記憶は無いですね、芙弓ちゃんは?」「私も無いかな~?」


「そうっスか…、まぁその人しか夜に魔獣が出た時に動けないんで、

 アタシもその手伝いをしようと思ってるんスよ。」


「それって結構ヤバくないですか~?」「そうですよ、強い魔獣が出た時とか」


「里っちゃん先輩はかなり強いっスよ、C級の単独討伐した事あるぐらいっス。」




魔獣の強さはランク分けされており、

上はAから始まりEまでの約五段階で分けられる。


Eランク級 戦闘能力が低く、弱い魔法少女でも攻撃さえ出来れば倒せる程度。

      尚、通常の武器では倒すことが出来ないため、魔法少女が必要。



Dランク級 戦闘能力があり、並の魔法少女では相性次第で勝てない場合がある。

      現世に出現した場合、多数の人命が危ぶまれる。



Cランク級 戦闘能力が高く、並の魔法少女単体では基本的に勝てない。

      現世に出現した場合、深刻な被害を被る。



Bランク級 戦闘能力が非常に高く、複数の強力な魔法少女が必要になる。

      魔獣が出現するようになってから片手で数える程度だが、

      すべからく非常に甚大な被害を受けている。



Aランク級 極めて強大な戦闘能力な戦闘能力を持っており、

      現状で位置づけられているのは、最初に出現した魔獣のみである。

      確認されている限り単体で大陸全土に極めて重大な被害を齎し、

      討伐されて尚、今に至るまで人の住めない土地になっている。




「「それってホントですか!?」」


「ホントっすよ~、討伐直後に立ち会ったっスもん。」


「そ、その人にお話しって出来ますかっ!?」


「お話も何も、ウチ(東区)の人っスから、会えると思うっスよ?」


「えっと、出来れば早く会いたいんですが…。」


「どうしたの真帆ちゃん?、何かあるの~?」


「その…、強くなる方法を聞けたらなぁ…って。」


「う~ん、真帆ちゃんと里っちゃんは能力の系統がかなり違うから

 参考になるかは正直分かんないっスよ?、それで良いなら聞いてみるっスよ?」


「はい!、それでも良いのでお願いします!」「じゃあ私も~」


「ん?芙弓ちゃんも何か聞きたいんすか?」


「ううん、私も真帆ちゃんと一緒に会うって事~。」


「ん~?、よく分かんないけど分かったっス。」


「因みにどんな能力なんですか?」


「ん~、本当は戦闘系に入らないハズなんスけどね~、

 里っちゃんの能力は《糸》っすよ。」


「糸…ですか?」「本当に強いんですか~?」



「シツレーだなー。強いどうか試してみ~る?」



声をかけられ振り返るとそのにはギャルが立っていた

ギャルとか参考資料少なすぎて、書くのに時間がかかりそうなのに

なんで私は登場させてしまったんだ。

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