『取捨選択されない、普遍的輪廻』・・・『詩の群れ』から
『取捨選択されない、普遍的輪廻』・・・『詩の群れ』から
㈠
どういうことで、どういうことが、どういう風に、と言う具合は、果たして輪廻だろうか。
するとだな、輪廻とは、感覚感性に任せた、空論を現実化することだろう。
え?
㈡
現実逃避する格好から、我々は意識を取捨選択している訳で、え?
そうだろ、だろうだろう、範疇革命に於いて、普遍的輪廻さ、それは。
それはそうだ、取捨選択する場合でも、俺もお前も、意識は輪廻欠陥の美的範疇だ。
㈢
何が言いたいのか分からないな、文体も崩れているぞ、これは詩か?
そんなことは関係ない、という、そう言う態度から生まれるこその、詩なんだよ、つまり、詩は姿勢さ。
取捨選択されない、普遍的輪廻だとしたら、それこそ、詩そのものだろう、だろうだ。