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2話

人物紹介を見てください

 長野県は俺達の地元でのぞむの大学がある所だ。なので今日は、花火を見るわけではなくみんなで、のぞむを探そうということになった。


 もうみんな合流しているのに、無言で時間が進む。俺ですらこの空間は、気まずい。


「ねぇねぇもうのぞむ君探そうよぉ」


 そう言ったのは由美だった。すごいよその空気を気にせず、ずばっと言うこと。昔からそうだ。


「そうだな。俺と由美 雪と裕太の振り分けで探そう。」


 こうして長いのぞむ探しが始まった。


 (雪、裕太side)


「じゃあ秘密基地に行こうか。」


「そうしましょうか。」


 僕達の秘密基地は山の奥のある。子供の頃はのぞむが引っ張ってくれてたっけ、僕達を……


「そんな暗い顔してたら悲しむよ前原君は。」


「そうだよね。よしのぞむ君を絶対みつけるぞー」


 電車に乗り、一時間ぐらいかけてみんなが産まれ育った町に着いた。


「確かあの山だったよね。」


「うんそうね。」


 少し歩くと梺に着いた。


「さて登りましょうか。」


 (大地 由美side )


「俺らはのぞむが働いていたコンビニに行こうか。」


「うん‼そうだね~」


 確かこの近くだったと思うけど。


「あそこだ。」


「何であそこって知ってるの~」


「春に少し一人暮らしの手伝いした時に言ってたんだよ。アルバイトするならこのコンビニかな。近いしって言ったからかな。」


「なんか一人暮らしなのに何ですぐに行方不明って分かったんだろ~」


「それは、のぞむの母さんが何回電話しても出なかったからだって。」


「深夜なら寝てたとかあるかも、じゃない。」


「最後のアルバイトに来なかったからとかもあるらしい。」


「ん~難しいや。」


 俺らはコンビニに入った。


 いらっしゃいませ~という声が店の中に響く。


「なんかいるか?」


「コーラ‼」


「わかった。」


 このコンビニでコーラを一本買った。そして俺がしたかったことを始める。


「あの~ここの店長ですか?」


「えっそうですがどうしましたか?」


「ここに前原のぞむってやつ働いてましたか?」


「うん。いたよかわいそうだよね。生きてればいいけど。」


「ありがとうございます。」


 俺らは、軽く会釈をして店から出た。 


「ここからのぞむの家まで行ってみようか。」


 (裕太 雪side )


「秘密基地が無くなってる。」


 そこには草と木しかない、昔はここに秘密基地があったのに。


「まさか無いとはねぇ」


「次はどこに行こうか」


 のぞむが行きそうな所に行くことにした。


 (大地 由美side )


「やっぱり、いないか。」


 ただ少しの希望を持って来たがやはりいなかった。


「どうするの~」


「他にも回ってみよう。」


「うん‼」



 結局見つからなかったので8時に町に(産まれた所)集合した。


「やっぱり見つからなかったか。」


 みんなやはり、気まずいというか悲しんでるという顔をしている。

 町と言っても、物凄い田舎なのでとても静かだ。


「なぁなぁお前ら。」


「誰ですか。」


 女だ。見るからに悪そうだ。


「お前ら前原のぞむってやつ探してるのだろう。あいつは今異世界にいる。」


「なにいってるの。」


「どう言うこと~」


「嘘と思うならこの映像を見てみろ。」


 いきなり空気中に画面が出てきた。そこには、強そうな男と争っている所が流れている。


 のぞむと女の人が三人で何かしてる。


「本当だ。」


 最後には、俺とのぞむが戦いごっこしているときずっとしていた魔法をしていた。


「ここって僕らも行けるの?」


「行けるわよ。」


「じゃあみんな行こうよ。」


「そうね。」


「ふぅよし行くか‼」


「では転送します。転送‼」


「うわぁすげぇ。」


 シュン


「必ず会えますよ。……敵として。」




「ねぇのぞむーやっとギルド完成したね。」


「ああ良かった。」


 俺もかなり嬉しい気持ちでいっぱいだ。そういえば今日は、花火大会なのかな。日本と日付があってたから多分今日か。あいつらのことだから俺のこと探すんじゃないかな。


「どうしたんだのぞむ君なんか考え事でもしてたのかー。」


 エマか。


「エマはテンション高いな。」


「当たり前でしょ初ギルドだから。」


「みんなクエストに行こうか。」


 みんな反対しなかったので、グリーンスライムの討伐にした。


「何にしたんだのぞむ。」


「え~とグリーンスライムっていうやつ」


「まじで言ってんのか。お前それ女の服を溶かすスライムだぞ。」


「嘘だろ。」


 何その良さげなスライムは。


「もしかしてのぞむ君って変態だったのね。」


 良く見るとエミリーもレティシアが恥じらっている。


「まぁのぞむが行きたいなら行くけど。」


「同じくのぞむさんが行くなら。」


 レティシアもエミリーも俺に判断しろと?


「クエスト解除にお金がいるから行くか。」


 これでいいのか‼


「なぁめちゃくちゃいるぞ。」


「グリーンスライムはキングスライムみたいに跳んで来るから。気を付けろ特にそこの三人」


「のぞむ何匹討伐なんだ。」


「10匹でいいらしい」


「エクレール‼」


 いなずまが魔方陣から勢い良くグリーンスライムに当たった。


「これで10匹仕留めたぞ。」


「よし帰るぞってレティシア。」


 胸を隠している。そして緑色のスライム


「ノア君が魔法を射ってる時にいきなりグリーンスライムが跳んできたの。レティシアちゃんに。」


「や やめてよ ちょっとそこは ひゃん 」


 すげぇえろい


「とりあえず引き剥がしてエミリー、エマ。」


 結論グリーンスライムってえろいね。



 クエストクリア 銀貨4枚獲得


 



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