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プロローグ
「あっここが異世界なのか。」
ちょうど2時間前、俺のコンビニアルバイトが終わり、疲れはてた状態で帰っている途中高校生ぐらいの女性に話しかけられた。
「あの~異世界で勇者しませんか?」
俺はついついおかしい人を見るような目でみてしまった。
「何をいってるんですか?」
「だから~異世界で勇者しませんか?」
やっぱり分からん何をいってるのかさっぱり。
「いや間に合ってます。」
彼女は物凄く笑顔だった。
「あぁもうめんどくさい、あなたの能力はギルドカードに出るから。確認してね。」
「転送」
「なんだこれ。うわぁぁぁぁ。」
それで最初に戻る、結局なんだったんだろうあの女。おかしいだろ間に合ってるっていったのに。しかし異世界があるとはなぁ。とりあえず町に行くか。




